12日に南北赤十字実務者協議を　韓国が提案

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は5日午前、朝鮮戦争などで生き別れになった韓国と北朝鮮の家族再会行事の定例化を含めた離散家族問題の根本的な解決に向け、南北赤十字の実務者協議の開催を北朝鮮に提案した。
　統一部が明らかにした。12日に軍事境界線上にある板門店の韓国側施設「平和の家」で開催することを呼びかけたという。
　朴槿恵（パク・クネ）大統領は1日の「3・1独立運動」記念式典の演説で、離散家族再会の定例化を取り上げている。今回の南北赤十字協議の開催提案は、これを受けた措置。統一部の朴秀珍（パク・スジン）副報道官は「北側が離散家族の痛みや苦痛を考え、われわれの提案に速やかに応じることを期待する」と述べた。