日本　韓国のTPP関心表明を「歓迎する」

【東京聯合ニュース】日本政府は6日、韓国が環太平洋連携協定（TPP）交渉参加への関心を表明したことに対し「歓迎する」との立場を示した。韓国産業通商資源部が明らかにした。
　韓国の禹泰熙（ウ・テヒ）産業通商資源部通商交渉室長ら韓国代表団は同日午前、TPP交渉参加の可能性を模索するため東京でTPP対策本部の鶴岡公二・首席交渉官を代表とする日本側と協議した。
　産業通商資源部は「日本側は韓国のTPPへの関心表明に対して基本的に歓迎するという立場を示した」と伝えた。また、日本は韓国のTPP交渉参加をめぐる決定の時期や方式などを尋ねたという。
　韓国は今月中旬以降、TPP交渉参加国と2回目の事前協議を行い、来月末までには交渉に参加するかどうか決める方針だ。
　韓国がTPP交渉に参加するためには、12の参加国の同意を得なければならない。
　TPP交渉には日本と米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、メキシコ、ペルー、チリ、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、マレーシアの12カ国が参加している。韓国は日本との事前協議を最後に、12の交渉参加国との2国間協議をそれぞれ終えた。今月中旬以降に交渉参加国と2回目の2国間協議を進める計画だ。