【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が韓国に対し誹謗(ひぼう)中傷をやめるよう求めたことについて、韓国政府は「消耗的な論争に縛られるべきではない」と反発した。
 韓国統一部の朴秀珍(パク・スジン)副報道官は12日、定例記者会見で「誹謗中傷の中断で合意したことに韓国が違反したと(北朝鮮が)非難していることに、いちいち返答する価値はない」と述べた。
 その上で、南北高官級協議で合意したとおり誹謗中傷は行っていないとあらためて強調した。また、北朝鮮に対し南北関係発展のため、より建設的な方向へ責任ある姿勢で臨むよう求めた。
 北朝鮮は11日、南北高官級協議北朝鮮代表団の報道官談話として「相互の誹謗中傷を中止することで合意したにもかかわらず、南側の当局者や保守メディアが北側に対する誹謗中傷を続けており、合意履行が厳重な岐路に置かれている」と主張した。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0