【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地検は20日、不正融資と裏金づくり疑惑が発覚した韓国銀行大手、国民銀行の東京支店元支店長と元課長を特定経済犯罪加重処罰法の背任罪で起訴したと発表した。
 検察によると、起訴された2人は2007年1月から2010年1月まで、融資に必要な書類を偽造したり担保価値を水増ししたりするなどの手口で62回にわたり計122億5000万円の不正融資を行った罪に問われている。
 2人は、4000億ウォン(約380億円)台の不正融資を行った罪で既に起訴された別の元東京支店長と元副支店長が使った手口と似た方法で不正融資をしていた。
 2007年1月から昨年1月までの同支店の不正融資額は5000億ウォンを超える。
 一方、検察は先に起訴された元支店長と元副支店長が不動産担保価値を水増しするため売買契約書の偽造に関与した事実を確認し、私文書変造および変造私文書行使の罪でも起訴した。

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