左からチャンヒョン、ミンホ、インソク、ジンソク
左からチャンヒョン、ミンホ、インソク、ジンソク
5月4日、日本デビュー3周年を迎える韓国5人組アイドルグループ「SHU-I」が3月22日(土)赤坂BLITZにてSHU-I JAPAN TOUR 2014「Dream Heart」の追加公演を開催。現在ヒョンジュンが入隊中の為、リーダーのインソクと、チャンヒョン、ミンホ、ジンソクの4人で活動中の「SHU-I」は同公演でデビュー初となるカバーステージを披露し、新たな魅力でファンを魅了、同ツアーのフィナーレを大感動で飾った。

SHU-I の最新ニュースまとめ

 スクリーンに会場のテンションを煽るようにインパクトあるメンバー紹介の映像からライブがスタート。場内を埋め尽くす大歓声の中、ブラックを基調に鮮やかなジャケット姿のメンバーが登場!「Don’t Be Down」でオープニングを飾ったメンバーはキレのあるダンスと歌でダイナミックなステージを展開。ジンソクの「みんな、いっしょに!」の掛け声を合図に2曲目「Hey Girl」へ。雰囲気を変えた楽曲とファンとのコール&レスポンスで一気に、盛り上げていくメンバーたち。「♪まわれ、まわれ、メリーゴーランド」とミンホが久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」をアカペラで歌い出すと会場からは感嘆の声がもれた。「SHU-I」らしくアレンジした同曲ではファンもいっしょに口ずさみ、楽しむ姿も見られた。3曲立て続けに披露すると場内は早くも最高潮へ。

 メンバー恒例のあいさつの後は「『SHU-I』のチャンヒョンです。よろしくおねがいします(チャンヒョン)」「今日も最後までヨロピク。『SHU-I』のミンホです。よろしくおねがいします(ミンホ)」「自然大好き男『SHU-I』のリーダー・インソクです。よろしくおねがいします(インソク)」「花粉症なんかに負けない『SHU-I』の末っ子、ジンソクです(ジンソク)」とそれぞれのキャラにピッタリの自己紹介でファンと呼吸を合わせたメンバーたち。

 「今日はなかなか見ることのできないスペシャルステージです。先ほどの『LA・LA・LA LOVE SONG』のように初めて聴く曲もいっぱいあるので、みなさん楽しみにしてください」とジンソクが話すとミンホが「でもカバー曲も多いけれど、『SHU-I』オリジナル曲もいっぱいあるので、今日来てくれたみなさんは….ラッキー!」と呼びかけ、さらに「カバーライブはデビューして初めて」と同公演がスペシャルなものになると知らせた。
3月16日、初ミュージカルを終えたばかりのチャンヒョンに感想を聞いてみると「メッチャ、気持ちよかったけど、みんな(メンバー)と離れているのが少し寂しかったです。でもいい思い出をつくることができました」と答え、仲の良さを感じさせた。
「今日のステージは“喜怒哀楽”すべてを感じられるステージになっているので、みなさん、たのしんでくださいね」とジンソク。

 さらに「2011年3月11日、僕たちも日本で震災を経験しました。次の曲は“みなさんと僕たちといっしょにがんばりましょう”という応援ソングとして準備しました」と小田和正の「たしかなこと」にのせて、鎮魂と復興への願いを込めた。
「この曲を選んだ理由は歌詞がすごくよかったので」とミンホのコメントに、ジンソクは「実は僕たちその年の5月4日に日本でメジャーデビューすることが決まっていたんですがデビューできるかどうか、すごく不安な時期でもありました」とし、ミンホが「でもみなさんの応援でメジャーデビューができて、ここまで来ることができました。感謝の思いを込めて準備しました。改めて、ありがとうございます」と選曲した理由を明かした。

 「ひとりずつ、ソロステージを準備しました。ソロステージのスタートはチャンちゃんです」とリーダー・インソクの紹介でチャンヒョンが登場。生バンドをバックに福山雅治の「桜坂」を春らしい桜の映像に合わせて歌唱、会場を酔わせた。
続いてシックなダブルのジャケットに着替えてインソクが登場。現在日本テレビ「なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付」にレギュラー出演中のインソクは自身の日記に必ず書く言葉“絶対に諦めない”が大好きな言葉と打ち明け、「もうすぐ、PJ(ヒョンジュン)が入隊してから100日になりますが色々なことがありました。PJの存在も大きかったので辛い時や不安な時もありました。そんな時はこの言葉を思い出し、お母さんの声を聞いて“がんばるぞ!”という気持ちになりました」と母への感謝の気持ちを表現したというkiroroの「未来へ」を歌い上げた。

 「SHU-I」のメインボーカル、ミンホは「いつもはバラードのカバーが多いですが今日はロックで」と真っ赤なライダージャケットを着てロッカーに変身。「好きなバンドも多いですが、今日選んできたアーティストはL'Arc-en-Cielさんです」と「虹」をその歌唱力で見事に歌い、会場を沸かした。
ミンホからバトンタッチして登場したジンソクは黒いハットを被り、カジュアルな装いで椅子に座った。「僕にピッタリの曲だと思って選んできました。聴いてください」と清水翔太の「HOME」を爽やかに届けたジンソクは「ラップを覚えるのが大変だった」としながらも、会場からは惜しみない拍手が送られた。

 「さっき、ミンホが言ったとおり、今日は今まで、観たことのない『SHU-I』をたくさん観られる日なので、みなさん、ラッキーです」と笑顔を見せたジンソクは「これからまた、4人で最後まで弾けたいと思います」との呼びかけで「SO IN LOVE」へ。インソク、チャンヒョン、ミンホは客席から登場しファンとハイタッチしながらステージへ向かうサプライズに会場は大喜び。大盛り上がりの会場をさらに熱くするべく、「僕たちがみなさんに伝えたい気持ちです」とミンホの曲紹介でナオトインティライミの「今のキミを忘れない」をファンといっしょに大合唱。

 途中「みなさん、今日はありがとう!」「みなさんのことはいつまでも忘れないから」と感謝の言葉を伝えた「SHU-I」。インソクが「みなさん、この曲が最後の曲です」というと客席からは「み・じ・か・い~」とお約束コールが。ファンといっしょに心をひとつに「Smile For Me」を歌い、元気にエンディングを飾った。

 アンコールに応えて再登場した「SHU-I」は「Scream」をパフォーマンス。「たのしくて、たまらない」というミンホにインソクも「♪たのしくて~、たのしくて~、ごめんなさい~」と歌い出す一幕に、自称「SHU-I」の吉本担当のジンソクが「♪おかしい~、おか…」と本領を発揮し、会場の笑いを引き出す場面も。ステージに椅子が準備されると、椅子の高さを調整しながら「みなさん、見て、見て!」と色々なポーズで遊ぶメンバーたちに会場は大ウケ。

 ここでミンホから「みなさん、もうすぐ僕たち『SHU-I』が5月4日で日本デビュー3周年になります。3周年ライブイベント開催が決定しました」とうれしい知らせが。さらにジンソクが「僕たちの新しいシングルが6月ごろに発売が決定しました」と新たなニュースを伝えると場内は大興奮。ミンホが「どうしても聴いて欲しかったので…」と「SHU-I」初のバラードの新曲「こんなに君が好きなのにどうして」を初披露すると、拍手喝采を浴びた。インソクが「これからPVの撮影の予定もありますし、ジンソクが振り付けする予定もありますので楽しみにしてください」とアピール。「ホントに、ホントにヤバイニュースがあります」と前置きしたジンソクから「『SHU-I』が6月から7月、Zeppツアーが決まりました~!」とうれしい報告も。

 アンコールを4曲準備したのもデビュー以来初めてという「SHU-I」は最後に「Forever My Friend」を熱唱し、歌いながらメンバーたちがサインボールをファンにプレゼント。最後は全員で手をつなぎ、深く頭を下げてあいさつし、ファンとの別れを惜しみながらも「また会いましょう」と約束してステージを後にした。

 カバー曲からオリジナル曲まで全16曲、その1曲、1曲の歌詞にメンバーの熱い想いを託し、ファンへ贈った「SHU-I」。スキルの高い日本語のMCは笑いと元気を、そして時には感動を与えるなど、彼らの日々の努力が感じられた。デビュー3周年を迎え、日本での活動も次々と発表された「SHU-I」の今後の活躍から目が離せない。


SHU-I / 『SO IN LUV~HEY GIRL~FOREVER WITH YOU』 SHORT Ver.
SHU-I / 『SO IN LUV~HEY GIRL~FOREVER WITH YOU』 SHORT Ver.




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