写真展は韓国与党、セヌリ党の金乙東(キム・ウルドン)国会議員が日本の政治家らの間違った歴史認識や日本の軍国主義復活の動きを世界に知ってもらおうと企画した。南京大虐殺、生体実験など過去の日本の蛮行に関する写真120点余りが展示されている。今後は海外での巡回展示も予定している。金議員は独立運動家、金佐鎮(キム・ジャジン)の孫娘で、俳優ソン・イルグク氏の母。
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写真展を訪れた人々の表情は厳しかった。40代の韓国人女性は「人類史上、多くの戦争があったが生体実験を行い、軍人のための性奴隷として女性を動員したことはほかになかった。日本は心からの謝罪をすべきだ」と述べた。
英国人の観覧者は「日本の戦時中の蛮行について知ってはいたが、写真を見ると実に恐ろしい。ドイツも英国も過去に犯した過ちについて謝罪したが日本は愚かにも謝罪していない」と指摘した。
この日は旧日本軍慰安婦問題の解決を目指し、市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」が毎週水曜日に同大使館前で開催している「水曜集会」も開かれた。
金議員も集会に出席し、写真展について「日本がどれだけ残酷なことをしたのかを知る機会なれば」と話した。
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