韓国観光公社新社長に朴大統領の元選挙スタッフ

【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社の新しい社長に元国民大教授の卞秋錫（ビョン・チュソク）氏が任命された。文化体育観光部が4日発表した。
　慶尚南道・馬山出身の卞氏は中央大視覚デザイン学科を卒業後、広告代理店勤務などを経て国民大視覚デザイン学科教授となった。広告デザインの専門家で、2012年末の韓国大統領選挙では候補の一人だった朴槿恵（パク・クネ）氏の陣営に属し、選挙後は当選者秘書室の広報チーム長を務めた。
　卞氏は観光関連の政策や事業に携わった経験がほぼないことから、「コネ」起用との声も出ている。　
　同公社は新社長の任命により本部長や監査など新しい経営陣の人事を行う予定だ。