ソテジはマニアより大衆を選んだ。

24日の午後、金浦空港より1年3ケ月ぶりに入国したソ・テジが、積極的な放送活動と公演を通じ、大衆と頻繁に交流を持つと宣言した。

ソ・テジは25日の午後ソウル・グランドハイヤットホテルのロータスルームで開かれた、7枚目のアルバム発売を記念しての記者会見で「音響セッティングなど、音楽をきちんと表現することができる設備が整っていれば音楽番組に出演する」と明らかにした。

さらに「放送を通して元気な姿を見せたい。(すべての準備を)きちんとしてから放送番組に出演するつもりなので、あまり制約を受けずに済むだろう」と、放送活動に積極的な姿勢で臨むという強い意志を表明した。ソ・テジはまた「全国ツアーなど、様々な公演を通してファンと交流したい」という。

この日、ソ・テジは歌謡界の大きな関心事である、グループ<ソ・テジ・ワ・アイドル(Seo Taiji & Boys)>の再結成説についても、思いを明らかにした。彼は「以前はメンバーたちの間でたくさん論議されてきたが、最近はそれが徐々になくなってきたというのが事実だ」「再結成というよりは、思い出を蘇らせるつもりで一緒にライブをやってみる方がいいと思うようになった。ファンが希望していることもあるが、僕ら自身もまた集まれることを願っている。可能であれば近いうちに、歳を重ねる前にやってみたい」と明らかにした。しかし「アルバムを発表するつもりは全くない」と断言した。

この日の記者会見で、ソ・テジは7枚目のアルバムタイトル曲『ライブワイヤー(Live Wire)』も初披露した。前作で見せてくれたサウンド重視のハードコアより、メロディーを重視した“感性コア”を目指し、大衆を取り戻したいという考えだ。 6枚目のアルバムが暗くて抵抗的なイメージものだったのに対し、7枚目はロック特有のヘビーな演奏にもかかわらずデリケートなメロディーが生きていて、いっそう自由で敍情的、親近感が得られるという評価だ。

一方、27日に7枚目のアルバムを発表するソ・テジは、29日、コーン・ピオファクトリーとともに『04ライブワイヤー』の公演で、公式にカムバックし、このステージより2月1日まで、3回公演を行う。以後、ミュージックビデオを撮影する予定だ。

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