YGエンタ代表ヤン・ヒョンソクの共同投資クラブ、不法営業か
YGエンタ代表ヤン・ヒョンソクの共同投資クラブ、不法営業か
去る25日夜、ソウル弘大(ホンデ)入口のあるクラブ前。いわゆる”プルグム(燃える金曜日)”を楽しもうとクラブの開店を待つ若者たちおよそ200人が建物内部から外まで長い列をつくっていた。

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 地下1、2階にあるクラブに入ると300平方メートルのメインホールはすでに数百人の人々があふれ、スペースはほぼない状態だ。

 2007年にオープンした同クラブは、YGエンターテインメント代表プロデューサー ヤン・ヒョンソクが所有する建物にある。

 当時、すでに江南と弘大でクラブ2件を運営していたヤン代表は、同業者と共同投資の形態でここにクラブをオープンさせたと伝えられていた。

 クラブがある地下階のオーナーは、共同経営者の後輩であるキム氏(33)とされているが、実質的な所有者はヤン代表とされる。クラブの名前もヤン代表が運営するその他クラブと似ており、若者たちの間ではヤン代表のクラブ3号店として知られているのだ。

 1999年、クラブ事業に参入したヤン代表は、”弘大クラブ文化”を主導する人物として知られる。しかし27日、聯合ニュースの取材結果、該当クラブがオープンした直後から現在まで、不法営業であることが確認された。

 現行法上、ステージ(舞台)が完備された酒類販売店は、風俗店としての許可を取らなければならない。

 風俗店の場合、避難誘導線、誘導灯などを設置し、避難通路、両側のドア確保、映像音響遮断装置の設置など、消防安全装備を備えていなければならない。税金も一般飲食店より4倍ほどの付加とされる。

 これに対し、一般的な飲食店は関連規定がない、もしくは規定がゆるいのだ。

 地下2階、地上4階まであるヤン代表所有の建物は「近隣生活施設」として150平方メートル未満の風俗店のみが入店可能。そもそも、300平方メートルに及ぶ規模のクラブは入ることができない建物なのだ。

 しかし、クラブ側は一般飲食店として申告しながら7年間、営業を続けてきた。ヤン代表が持つその他のクラブはもちろん、近隣クラブ10件以上も同様の形態で不法営業していたことがわかった。

 クラブは、2006年から現在まで計9回、警察の取り締まりで摘発され、その中で4回は罰金を支払った。しかし、摘発もそのときだけだった。

 昨年9月、クラブは営業停止処分を受けても客を受け入れ、営業所閉鎖措置に。それでもクラブ側は、堂々と営業を継続し、昨年12月、麻浦(マポ)区庁から食品衛生違反の疑いで告発された。

 検察は、クラブ代表のキム氏を略式起訴したが、事件を担当するソウル西部地裁は職権でキム氏を正式裁判に引き渡した。

 同判事は「同じ容疑で数回にわたり略式命令を受けた点などを考慮したとき、正式な裁判を行うのが適切だと判断した」と説明している。

 略式起訴事件は、裁判部が罰金額を調整して略式命令を下すが、正式裁判に入ると被告人が直接出席し、裁判を受けることとなる。

 なお、同事件は刑事1単独イ・オヨン判事に配当され、来月14日午前10時40分に開かれる予定だ。

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