北朝鮮　沈没事故追悼の南北共同行事を提案＝韓国認めず

【ソウル聯合ニュース】韓国の民間団体、6・15共同宣言実践委員会は21日、北朝鮮側が2000年の南北共同宣言（6・15宣言）の記念行事を来月15日に開城で行い、旅客船沈没事故の追悼行事も開催することを提案したと明らかにした。開催に向け、今月末に開城で実務会議を開くことも提案してきたという。
　提案について、韓国統一部の朴秀珍（パク・スジン）副報道官は同日の定例会見で、「現在の南北関係の状況で行事の開催は不適切」とし、不許可とする方針を示した。
　韓国政府は10年、海軍哨戒艦「天安」沈没事件を受け、対北朝鮮制裁措置を実施してから記念行事の共同開催を認めていない。