ソウル中央地検は8日、ブローカーから1億3000万ウォン相当の金品を受け取り裁判に不当に介入していた容疑を受けている趙寛行(チョ・グァンヘン)前ソウル高裁部長判事を特定犯罪加重処罰法上の斡旋(あっせん)収賄容疑で逮捕した。合わせて、同じブローカから事件のもみ消しの代価として1000万ウォンを受け取った容疑で金栄光(キム・ヨングァン)前検事と、3000万ウォンを受け取った容疑で閔伍基(ミン・オギ)前西大門警察署長も逮捕した。
 検察によると、趙前部長判事はソウル中央地裁に在籍していた2001年12月から2004年5月まで、4回にわたり、裁判の当事者からの依頼を受けたブローカーからの請託により、他の裁判官が担当する裁判に介入し、現金4000万ウォンと7000万ウォン相当の家具やカーペットなどを受け取った疑いがもたれている。このほかにも、同じブローカーらから12回にわたり餞別(せんべつ)や休暇費用などの名目で2200万ウォンを受け取ったとされている。

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