女は兪容疑者が創設したキリスト教系新興教団の信徒。50代の女性信徒と共に同教団の施設「クムス院」(京畿道安城市)で逃亡資金と潜伏先の用意、逃亡支援グループの配置などを信徒らに指示したとされる。
女は兪容疑者の側近の一人で、起訴されているキム・ハンシク被告を清海鎮海運の代表に就任させるなど、教団内で影響力を行使してきた。兪容疑者一家の財産管理にも関与してきたとされる。教団内部の派閥争いで数年前から重要な意思決定に関与できなかったが、兪容疑者の逃亡支援を主導し、教団の中心人物として浮上した。
検察は女らの逮捕状を取ってクムス院を家宅捜索したが、身柄の確保には失敗していた。
一方、女の娘は母親の指示を受け、横領などの疑いで指名手配されている兪容疑者の長男デギュン氏に同行し、逃亡を助けているという。
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0