イ・ミヌは「映画を撮影しながらその魅力にはまった」と嬉しそうな表情。歌手は自分なりの音楽のカラーがあり自己中心的だが、映画は共同作業のせいか、人間的で和気藹々(あいあい)としていると話す。先輩の面倒見もいいという。
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これまでシチュエーションコメディでしか芝居をしたことがなく、役者としては新人だ。歌手から役者へ進出する傾向に対し、賛否両論があることについては、「そうした視線を恐れたり避けたりすれば、失敗することも分かっている。与えられたチャンスの中でやれることをやりたい」と答えた。実は芸術高校の演劇映画科に通っていた。前々から芝居に対する欲はあったようだと自らを分析、歌手としてステージに立つことで、演じることをさらに欲するようになったと語る。
映画は親子の情がテーマ。編集後の映画を見た感想としては、おもしろさと感動をうまく扱った、心温まる映画になったとして満足感を示した。ただ、自分の演技については「初めは確かにぎこちなかったが、少しずつ良くなる姿を見せることができたと思う。もちろん評価は皆さんに任せる」と述べた。制作側関係者は、父親の愛情を感じる場面で見せたイ・ミヌの涙の演技が素晴らしかったと評価する。これについてイ・ミヌは、自分の父親との関係を考えながら演じたと話した。母と子、父と娘の情を描いた作品は多いが、この映画は父子の情をテーマにしていることが、出演の決め手になったという。俳優という選択も、「公演は頻繁には見ることができないが、テレビでなら毎日でも僕の顔を見せてあげられる」と、父親を楽しませたいという気持ちがあったことを明かした。
演じたウォンタク役についてひとしきり説明した後、イ・ミヌは「僕の演技力はまだまだだが、この家族の温かさを描いた映画を見て両親に感謝の思いを伝えることができたらいい」との言葉で話を締めくくった。
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