ソ・イングク
ソ・イングク
JAPAN 1st ミニアルバム「hug」を6月25日に発売したソ・イングクが、6月29日(日)東京ドームシティ、ラクーアガーデンステージにてリリース記念イベントとしてミニライブ&ハイタッチ会を開催した。会場は開演前から熱気に包まれ、野外ステージということで心配された天候も見事な晴天が広がる中、赤いチェックのシャツに黒いパンツ、サングラス姿でソ・イングクが登場。大歓声の中でイベントがスタートすると、会場の熱気は一気に上昇した。

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 1曲目はソ・イングク自身が作詞作曲、セルフプロデュースした「遠ざかる(韓国語Ver.)」。切々と歌い上げる姿にファンは暑さも忘れ、うっとりと聴き入った。拍手が沸き起こる会場に、「ありがとうございます。こんにちは、ソ・イングクです」と日本語であいさつ。「今の曲は僕がプロデュースした『遠ざかる』でした。どうでしたか?ケンチャナ(大丈夫)?」と問いかけると、「ケンチャナ~」の声と拍手があがり、「ミニアルバム『hug』、皆さん好きですか?」との質問にも「ネー!」とファンは元気に答えた。そんなファンの姿を見て「僕も好きです。ハハハ(笑)」とお茶目な笑顔を見せるソ・イングク。「次はミニアルバム『hug』のタイトル曲、『もう、会えなくて。』、聴いてください」と自ら日本語で司会も務めた。

 “伝えて、そしてつながる”がテーマのミニアルバム「hug」のタイトル曲でもある「もう、会えなくて。」は、“あなたの一番大事なものは何ですか?”がキャッチフレーズの切ない歌。ソ・イングクが歌い上げるその歌詞の内容に、足を止めて耳を傾ける人の姿も多く見られた。

 3曲目はミディアムテンポなダンス曲「Tease Me」。ステージ端まで出てきてファンを煽る度に黄色い歓声があがり、サングラスをあげて笑顔を見せるとファンの視線を釘付けに。会場の外にいるファンにも手を振ってその声援に応じた。

 「皆さん、盛り上がって!」とのかけ声で、ラストは韓国でのデビュー曲「Loving U」。サングラスを外して笑顔を覗かせるとファンはメロメロ、熱い投げキッスをするソ・イングクの姿にますます大興奮!

 そして、サプライズで日本デビュー1周年を祝う特製ケーキが登場!野菜を使ったヘルシーなケーキの上には、ソ・イングクが大好きだという“生ビール”の形にアイシングされたクッキーも飾られた。ファンからの「日本デビュー1周年おめでとう!」のかけ声に、「ありがとう~!」とうれしそうに応じてロウソクの火を吹き消すと、ケーキを一口食べて「おいしい!」とにっこり。さらにスタッフからプレゼントが贈られると、リボンをなかなか解くことができない姿と、包装紙をビリビリに破る男らしい姿のギャップにファンは湧いた。デビュー1周年と、オンリーワン、ナンバーワンの“1”を表し、いつまでも枯れないプリザーブドフラワーのようでいてほしいという願いが込められたプレゼントには、ファンだけでなくスタッフからも愛されるソ・イングクの人柄が感じられた。

 これからの活動について、「このように多くの方に僕の音楽を愛していただき、うれしく思っています。出来る限り、ファンの皆さんとコミュニケーションできるステージを作っていこうと努力していきますので、大勢の皆さんに見に来ていただきたいと思います。韓国では『高校世渡り王』というドラマで“イ・ミンソク”という役を演じています。高校生役ということで学生服を来て登場しますので、どうぞこちらも楽しみにしてください」と最後にファンに語った。

 イベント終了後には、日本語で「よろしくお願いします」とあいさつしながら再び登場すると、報道陣を前にフォトセッションがスタート。疲れも見せず、ポーズのリクエストにもにこやかに応じた。

 続く囲み取材では、集まった報道陣に声が聞こえやすいように、自らかがんで取材に応じ、時折通るジェットコースターの音にも気遣いながら、ミニアルバム「hug」について熱く語った。


<b>-「hug」リリース記念イベントで4曲歌った今日の感想は?</b>
今日は野外で公演することができ、大勢のファンの皆さまにお越しいただいて、心から感謝しています。天気にも恵まれて、僕自身のコンディションもよく、ステージの上で久しぶりに楽しく歌うことができました。

<b>-「遠ざかる」は初めて自身で作詞作曲した曲ですが、この曲に込めた想いは?</b>
「遠ざかる」という曲を作るにあたって曲自身に大きな意味を与えたわけではありません。最初にメロディが浮かんで、まずは作曲をしました。僕が曲の中で描きたかったのは、“ぎこちない愛”。そういう愛を描きたいというところにだけこだわって、特に僕自身の経験というわけではありません。ただ曲に合うような歌を作ろうと思いました。

<b>-今回のアルバムには“あなたの一番大事なものは何ですか?”というキャッチフレーズがついていますが、ソ・イングクさんにとって一番大事なものはなんですか?</b>
僕にとって大事なものというのは、何よりも家族、友人。そして僕自身が安らげる家です。そうしたものが僕の人生にとって重要ですが、同時に僕がこうしてアルバムを作り活動できるのもすべてファンの皆さまのおかげです。ですからファンの皆さまも僕にとって非常に大事な方々です。

<b>-「hug」は“つながる”がテーマのアルバムですが、ファンの方にどんな風に聴いてほしいですか?また日本のファンへのメッセージは?</b>
このアルバムのテーマはとても意味のあるものだと思います。曲の内容を見ていただくと、大事なもの、大事な人が傍にいるときには気づかなかったけれど、失って初めていかに大事だったかをもう一度考える、そういう意味が込められています。皆さんもその曲を聞くことによって自分にとって何が大事なものなのか、もう一度振り返るきっかけになればと思います。これからも僕はすばらしい音楽、すばらしい作品を持って参りますので、どうぞ楽しみにしてください。これからもたくさんの愛情と声援をよろしくお願いします。

<b>-日本デビューして1年経ち、日本での活動で得たもの、プラスになったものはありますか?</b>
まずは日本に頻繁に来るようになって、美味しいものを食べられることについては本当に感謝しています(笑)そして、日本のファンの方がたくさんできて、僕にとって日本での曲、アルバムがあるということは、人生にとってとても意味のあることだと思います。

<b>-先ほどからジェットコースターを気にしていますが、子どもの頃の遊園地での思い出はありますか?また絶叫マシンやお化け屋敷は好きですか?</b>
僕は遊園地にあるアトラクションは全部好きです。先ほどもこういう(ジェットコースターを指して)乗り物があると聞いて、乗りたいと思ったんですが時間がないと言われて…残念です。

<b>-どれに一番乗りたいですか?</b>
(即答で)ジェットコースター!

<b>-恐くない?</b>
恐怖はあるのですが、それが楽しい。デビューしてから一度も乗れていないので、機会があれば遊園地に行きたいです。

 「ぜひ」と勧める記者に「羨ましい」とジェットコースターを見上げるソ・イングクの飾らない姿が見られた。

<b>-「遠ざかる」の日本語バージョンもありますが、歌っていて感情表現など難しかったところはありますか? </b>
僕は悲しい曲を歌うときは、悲しい感情を込めては歌わないんです。悲しい歌のときは、あえて淡々とした気持ちで歌うようにしています。発音で難しかったのは、やっぱり“つ”です。「遠ざかる」の“ざ”も難しかったです。


 一つ一つの質問に丁寧に答え、「ありがとうございました」と言いながら、囲み取材を後にしたソ・イングク。イベント終了後には、チェキ撮影会やハイタッチ会が行われ、一人一人のファンと熱い交流を図った。ソ・イングクのさらなる活躍に、期待が高まる。



ソ・イングク「もう、会えなくて。」MV
ソ・イングク「もう、会えなくて。」MV




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