韓国ドラマ「トライアングル」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
運命のいたずらに翻弄される三兄弟は、それぞれの涙を流した。ひとつの血筋をもって産まれた兄弟にも、切なさを存分に発揮できない3人は、それぞれの苦悩と切なさの中で涙をのんだ。
去る15日夜に放送されたMBC月火ドラマ「トライアングル」では、ドンス(イ・ボムス)-ドンチョル(ジェジュン)と自身が実の兄弟だということを知ったヤンハ(イム・シワン)の姿が描かれた。
この日、ヤンハはドンチョルから「実はドンス-ドンチョルの実弟である」という真実を聞かされた。すでに、ドンチョルとジョンヒ(ペク・チニ)をめぐって三角関係を繰り広げただけではなく、会社でも相続関係で争ってきた彼は、事実を知った後、ひどく衝撃を受けた。
ヤンハは、自身の部屋に入ってきてすぐに、長い間、養子先の父親(キム・ビョンギ)の下で働いてきたキム専務を呼び、事実関係を確認。彼はキム専務へ「自分が殺した人の息子を養子に迎えて育てたのか」と尋ねると、キム専務は「会長は知らない。私がしたことだ。息子だけでも裕福な家庭の子として幸せに育ててあげたい、と話していた」と答えた。これに、ヤンハは「キム専務に何の権利があって、僕の人生を決めたんだ」と声を荒げた。
その後、一人残されたヤンハは涙を流した。養子先の父親が実の父親を殺害したという事実、実の兄弟に出会っても喜ぶことができない運命は、末っ子ヤンハの目に冷たい涙だけを流させていた。
自身の置かれたあまりに過酷な現実に混乱する実弟ヤンハを見て、ドンチョルも苦悩で目頭を赤くした。自身の手で弟を検察へ引き渡したことで、顔を上げられずに泣く彼の切ない姿は、視聴者の心まで詰まらせた。
そして、胸を痛めるのは長男ドンスも同じだ。ドンチョルの活躍で検察から釈放されたヤンハを呼び「おまえの心情はどんなものか、話は聞いた。十分に理解できる」とし、「僕たちの運命をどんなに否定しても、父親は否定しないでくれ」と語りかけたドンス。そして「おまえの選択を尊重する。金より大切なものがあるのに、金だけが名誉でプライドだと(義理の父親から)教えられ育てられたおまえが不憫でならない」と真心を込めたアドバイスを実弟へ贈った。そして、その思いはヤンハへ十分に伝わったようだった。
このように、三兄弟はお互いの存在を確認した後、お互いを知らずに生きてきた時間の痛みを抱えることとなる。涙を流しながら、取り戻すことのできない時間を振り返る三人の姿は、今後の展開に対する期待感を一層高めた。
三兄弟の非劇的な運命は、どのように結末を迎えるのだろうか?末っ子ヤンハは、兄たちへ心を開き、義理の父親が用意した後継者の座を捨てることができるのだろうか…?
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