女優パク・シネ
女優パク・シネ
2014年5月より“世界のファンに会いに”アメリカ、タイ、中国、台湾、香港、フィリピンと初のワールドツアー・ファンミーティングを開催している韓国の人気女優パク・シネが前日の大阪公演に引き続き、7月20日(日)東京・山野ホールにて「2014 PARK SHIN HYE WORLD TOUR ~Story of Angel in Japan~」を開催、ファンと深い絆を結んだ。

パク・シネ の最新ニュースまとめ

 ドラマ「天国の階段」でチェ・ジウ扮するチョンソの子役を演じ話題を集め、大ヒットドラマ「美男<イケメン>ですね」ではチャン・グンソク、イ・ホンギ(FTISLAND)、ジョン・ヨンファ(CNBLUE)と共演。4月27日よりKNTVにて放送がスタートした最新主演ドラマ「相続者たち」では貧しい家柄を相続してしまったことへのコンプレックスをもつ一方で、明るく一生懸命に生きようとする高校生チャ・ウンサン役を演じ、多くの注目を集めている。

 ファンミーティングのサブタイトル「~Story of Angel in Japan~」を天使の白い羽をモチーフに演出されたステージにピンクのジャケットとブラックのミニスカートで登場したパク・シネは一曲目「Story」を披露すると会場からは温かい応援と称賛が込められた拍手が送られた。

 「こんにちは。みなさん本当にお久しぶりですね。パク・シネです」と日本語であいさつ。約7か月ぶりの再会に「本当にお久しぶりです。前回は寒い冬に来たのでまた新たな感じを受けます。みなさんにお目にかかれて、うれしいです」と笑顔で述べ、さらに「いつも不思議に思いますが、ある作品が終わってそのいい結果が出て、最初に訪れるのがいつも日本です。それだけみなさんが韓国のドラマをたくさん愛してくださって、また日本のファンの方が私、パク・シネをどれほど愛して下さっているか、毎回ファンミーティングをするたびに感じています」と思いを伝えた。

 「今日は特別に第1部をコンサートのように構成してみました。そしてみなさんと1対1で楽しむ特別な時間にしたいと思っています。ちょっとドキドキしています。ミスをするかもしれませんが、みなさんと素敵な時間を作りたいと思います」とコンサート形式の1部への期待感を示した。

続いて披露されたのは彼女をトップ女優へと押し上げた人気ドラマ「美男<イケメン>ですね」のOSTから「言葉もなく」。インディーズバンド、スタンディングエッグとのコラボ曲「君は別れ、私はまだ」では椅子に座り、切なく歌い上げた。

 特別ゲストで実兄のパク・シンウォンがステージに登場。毎回、自身が出演したドラマのOSTに参加、その歌声でドラマを彩っているパク・シネが4曲目に選んだのはドラマ「となりの美男<イケメン>」の挿入歌「真っ黒に」。歌い終えたパク・シネが実兄のパク・シンウォンを紹介。「初めまして、私はパク・シンウォンです」と日本語であいさつすると大きな拍手が沸き起こった。

 パク・シネの「大阪では最初から二人で椅子に座って始めましたが、今日は別々に二人で出会うようにしてみました」との言葉に「(離れている時間は)すごく短い時間でしたが、とても会いたかったです」と妹思いの兄の言葉に会場は温かい雰囲気に。

 さらに「家では顔を見なくても全然会いたいと思わないですが、家から遠く離れてみると会いたい気持ちになるんですね」と本音をポロリ。

 「一度、兄と一緒にステージに立てるといいなと思っていました。それがいつになるかわからなかったのですが、ちょっと今回しでかしたことがあって実現しました(笑)」と今回の共演を説明すると、パク・シンウォンは「さっきの映像でも分かるように、いつも僕が妹の面倒を見てきました…15歳くらいまで。その後は妹が僕の面倒を見てくれるようになりました(笑)」とユーモアたっぷりにファンの笑いを誘った。

 2年前のファンミーティングで、パク・シネ自身がギターを演奏し歌った「My Dear」は「兄が作ってくれた曲です。そして今回、兄とアルバムを出しました」と報告するパク・シネ。「BEAST」のヨン・ジュンヒョンがフィーチャリングに参加している同曲を兄妹で披露すると拍手喝采を浴びた。

 ファンへの感謝の気持ちを込めたデジタルシングル「腕枕」で1部のエンディングを飾ったパク・シネ。軽快なテンポが“初々しい男女の恋の歌”を表現する同曲を歌い終えると“そういう恋がしてみたい”と胸の内を明かす一幕も。

 スクリーンにVTRが流れて2部がスタート。パク・シネが白いレースのミニワンピース姿で再登場すると、客席からは「かわいい~!」と感嘆の声が上がった。

 「改めて、お会いできてうれしいです。パク・シネです」と再び、ファンへあいさつ。
「兄といっしょにステージに立って感じたことは私自身と曲を作ってくれた兄と音楽に対する感性が似ていると思いました」と1部を振り返り、両親が共に音楽やスポーツに長けていて、その“血”を受け継いでいると述べた。

 さらに「最近、両親がバラエティー番組に出演する機会があり、それからどんどん出演したがっているので、心配です」と悩みを告白。「実は番組出演のお話があっても、あえて言っていないんです(笑)」と秘密を打ち明けるお茶目な姿で会場から笑いを引き出したパク・シネ。

 ドラマ 「相続者たち」の撮影後は「一日、一日を忙しく過ごしていました」と近況を語り、最近撮影を終えたばかりの映画「尚衣院(サンイウォン)」の話題へ。

 2015年1月に公開予定の同作は朝鮮時代に王室の衣服を担当していた部署“尚衣院”を舞台に繰り広げられる映画で、パク・シネは悲しみをたたえる王妃を演じている。「『相続者たち』では苦労して散々な目に遭っていましたが、“王妃役”まで上り詰めて人生の大逆転です」とし、さらに「『相続者たち』では誰かのために働いていましたが、今回は座っていて誰かが全部してくれます(笑)」とユーモアたっぷりにファンに報告。「韓国の伝統衣装がとてもきれいなので、その美しさも見どころのひとつですね」と映画のPRも忘れない。

 美しい肌の持ち主として知られるパク・シネは蓮の花のクレンジングフォームでしっかりと洗顔することや紫外線防止に気をつけていると美肌の秘訣をアドバイスすると会場の女性ファンは熱心に耳を傾けていた。

 水木ドラマ同時間帯視聴率1位の座を最後まで固守したドラマ 「相続者たち」について質問が及ぶと視聴率にプレッシャーを感じたり、18歳役を演じる不安があったが「制服を着ると18歳に戻れる気がします」と振り返った。

 また、共演者も実年齢より10歳も若い高校生役を演じることへの心配を感じていたと明かし、「実際、撮影が進むとみなさん、制服が似合っていました」と満面の笑みを浮かべた。
「Best of Best」と題したドラマの名場面を観ながら、それぞれのシーンにまつわるエピソードを披露し、ファンを楽しませ、パク・シネからチャ・ウンサンへ向けた映像メッセージでトークコーナーを締めくくった。

 ニューヨークでの未公開映像が流れた後は「シネちゃん」とファンの呼びかけでパク・シネが制服姿で再登場。その愛らしい制服姿に会場は大興奮。「私自身が(制服の)相続者になりました」とチャ・ウンサンの制服を記念にもらったと話した。

 続いて、ステージを降りたパク・シネはファンと一緒に記念撮影をし、ファンミーティングの思い出作りを。様々な企画を準備したパク・シネはエプロンをつけて、ドラマにちなんだマンゴージュース作りに挑戦。にんじん入りのマンゴージュースを手際の良さ?! で完成させたパク・シネは10人を選んで、直接手作りジュースをプレゼント。中にはトルコから来たファンの姿も見られ、パク・シネのワールドワイドな人気を印象付けた。

 手作りジュースを振る舞ったあとはチャ・ウンサンとのツーショット撮影会が行われた。抽選で選ばれた3名がドラマ「相続者たち」のワンシーンをパク・シネと再現。当選した3名はパク・シネの魅力を語り、設定シーンの番号を選び、パク・シネのアドバイスに従ってツーショット撮影。その様子を見守る会場のファンもわが身のように楽しんでいた。

 さらに、パク・シネから携帯電話のケースや「相続者たち」の台本、劇中に登場したキャンディーなど、選ばれた6人にプレゼントされた。パク・シネは「とても楽しかったです。昨日も最初は緊張していたんですがだんだん楽しくなりました。今日は楽しさに加えて幸せを感じました」とファンミーティングを振り返り、感想を語った。「いつまでこのようにファンミーティングができるんだろうと考えます。開催のたびにみなさんと幸せに過ごしたいという気持ちで臨んでいます。みなさんも幸せな時間を過ごしていただけましたか?」とファンに問いかけると会場からは声援と大きな拍手が送られた。
 
 「みなさんのお陰で自分は幸せな人間だと実感しています」と感謝の思いを伝え、「これからもドラマや映画、たくさんの良い作品でみなさんにお会いするまで、健康で幸せがいっぱいでありますように。ありがとうございました」とあいさつし、ステージを後にした。
スクリーンにはパク・シネの感謝のメッセージ映像が流れ、 キャップを被り、カジュアルスタイルで登場したパク・シネは「愛し合える日」を熱唱。会場のファンもオールスタンディング、手拍子で精一杯応援した。

 「外は雨が降っているようです。気をつけてお帰りくださいね。ありがとうございました」と最後までファンを気遣いながら、ファンミーティングの幕を閉じた。

 ドラマ「天国の階段」でチェ・ジウの子役を演じ、その演技力が高く評価され、子役賞を受賞、次々と話題作への出演を果たし、子役から女優へと華麗な変身を遂げたパク・シネ。映画「尚衣院(サンイウォン)」では初の時代劇に挑戦。音楽活動にも活発に取り組むなど、多彩な魅力でアジアのみならず、世界から注目されているパク・シネ。今後の飛躍的な活躍に期待が高まる。



SBS [相続者たち] - ハイライト映像
SBS [相続者たち] - ハイライト映像




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