またISLAND STAGEの「~ASIAN CALLING~」には、ソウル&ファンク&ディスコ・バンドの「Sultan of The Disco(スルタン・オブ・ザ・ディスコ)」、90 年代UK ポップから、US オルタナティブ、日本のポピュラーミュージックまで多彩なサウンドを放つ、フューチャーポップのツインユニット「THE SOLUTIONS(ザ・ソルーションス)」、2011年にKBS のバンドオーディション番組「TOP バンド」に出演し、4強まで勝ち残って大きな話題となった4ピースバンドの「Gateflowers(ゲートフラワーズ)」、エレクトロ・ロックとシンセポップをベースに、ダンサブルで強烈なサウンドとエネルギーのライブパフォーマンスをみせる、新鋭5ピースバンドの「Hologram Film(ホログラムフィルム)」といった新鋭アーティストが登場し、今夏のサマソニに花を添えた。
昨年、東京RAINBOW STAGEと大阪FLOWER STAGEでヘッドライナー(トリ)を飾った「FTISLAND」のアクトは、ボーカル・ホンギのハスキーな「Hey yo!Summer Sonic!遊ぼう~!!! 」という叫び声でスタート。「Everybody put your hands up!」という掛け声とともに、最新4thアルバムのリードトラックでもあるロックチューンの「BE FREE」で勢いよくたたみかけると、その勢いのまま「TOP SECRET」へ。「Are you ready for jamp!? 」「Come on lady!」という呼びかけに応えるように、ファンが全力でジャンプし、フロアを揺らした。
「FTISLAND」の特技である落ち着いたバラードを披露したあと、「フェスはやっぱり遊ばないとダメでしょう~!皆さん、持っているものを全部手に持ってください!」というホンギの声に続いてスタートした「BEAT IT」では、ホンギもファンもタオルを持って、ジャンプ!「Shinin’ On」では、ホンギが1回転、2回転、3回転…とステージ上でひたすらにくるくる回り、会場のファンもテンションMAX。「Everybody say freedom!Are you ready?みんな叫べー!!! 」という掛け声でスタートしたラスト曲「FREEDOM」では、スンヒョン、ジェジン、ジョンフンも舞台の上を移動しながらパフォーマンスを見せるなど、ステージ上も大盛り上がり!最後は、声を振り絞って「We are 『FTISLAND』!」と叫び、今年もサマソニに強烈なインパクトを残した彼らのパフォーマンスが幕を下ろした。
アジア圏最大級のフェスであるサマソニで、今年RAINBOW STAGEのベッドライナーをつとめたのは、「FTISLAND」と所属を同じくする兄弟バンドの「CNBLUE」。暗転し、ステージにブルーの照明が光ると、会場のファンは手拍子でメンバーの登場を待ちうける。アクトのオープニングを飾ったのは、LAドジャースで活躍するリュ・ヒョンジン選手のために、ボーカル・ヨンファが自作曲「One Time」を再編曲して作ったことで知られている「Ryu Can Do It」。メンバーが「I go」と歌えば、ファンも「you go」と歌い返し、早くも一体感が作り出されたところで、ヨンファはハイトーンのシャウトと投げキッスでファンの心をわしづかみ。その勢いが止まらないまま、「In My Head」から「Wake Up」へと一気に駆け抜け、息の合ったギターパフォーマンスを披露した。「叫べ~!」というヨンファの掛け声でスタートしたキラーチューン「Coffee Shop」と「I’m sorry」では、ヨンファとジョンヒョン、ジョンシンがギターとベースを演奏しながら、ドラムのミンヒョクに歩み寄り、ミンヒョクも躍動感あふれるドラムパフォーマンスで応えた。続く「Lady」では、「You are my lady~!」「SUMMER SONIC Lady~!」と叫ぶヨンファに、この日一番の黄色い歓声が上がった。オープニングからノンストップで駆け抜けた「CNBLUE」のアクト。