ゾルピデム違法服用　女性タレントに罰金刑求刑＝韓国

向精神性医薬品（麻薬類）の「ゾルピデム」を違法に服用した罪で起訴された女性タレントのエイミ被告に対し、韓国検察が罰金500万ウォン（約50万円）と追徴金1万8060ウォンを求刑した。

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　ソウル中央地裁で21日に行われた公判で、検察は「被告が執行猶予中にもかかわらず再び罪を犯した」としながらも「うつ病で以前にゾルピデムの処方を受けて服用していたことを考慮した」と求刑の理由を説明した。

　エイミ被告は米国国籍の外国人のため、執行猶予付き判決を2回以上受けると韓国から追放される。

　エイミ被告は昨年11月から12月にかけ、ソウルの保護観察所で会った女から4回にわたりゾルピデム計85錠を受け取り、このうち15錠を服用した罪で起訴された。

　被告は2012年11月、麻酔薬としても使われている向精神性医薬品「プロポフォール」の違法投与で懲役8か月、執行猶予2年の判決を受け、保護観察所で薬物治療の講義を受けていた。