パク・ジョンミン(SS501) の最新ニュースまとめ
ミュージカル「絆‐少年よ大紙を抱け」以来約4年ぶり、2回目の日本ミュージカル出演となるパク・ジョンミンは宝塚歌劇団100周年を迎える今年5月、惜しまれつつ退団した元花組トップスター蘭寿とむの退団後初の舞台となる本作で、主演の蘭寿とむ、世界的ダンサー、ケント・モリ、ミュージカル俳優のジュリアン、黒川拓哉(LE VEL WETS)らと共に舞台に立つ。8月 21日(木)東京・赤坂BRITZ にて行われた本作の制作発表には多くの報道陣と抽選で選ばれた約300名のファンが同席した。
マドンナ、クリス・ブラウン、アッシャーなどトップアーティストの専属ダンサーであり、マドンナのツアーでマイケル・ジャクソンへの追悼ダンスを披露した世界的ダンサーで振付師のケント・モリの華麗なダンスパフォーマンスと蘭寿とむ、パク・ジョンミン、ジュリアン、黒川拓哉の4人による「メビウスの輪」の歌唱パフォーマンスで会見がスタート。白を基調とした衣装で再び5人が登場!
女優として初の舞台で主人公ユーリを演じる、蘭寿とむ、占星術を使う男役のケント・モリ、ユーリの恋人ヒロ役(Aバージョン)ジュリアン、(Bバージョン)黒川拓哉、ヒロの弟パク役のパク・ジョンミンがMCにより紹介させると会場からは大きな歓声が上がった。
<b>―本作への意気込みをおねがいします。</b>
蘭寿とむ:皆さん、お忙しい中「ifi」制作発表にお越しいただきありがとうございます。退団後初のステージで、豪華なキャストの皆さんといっしょに、こういった場をいただけたことは本当にしあわせです。さきほど歌いました「メビウスの輪」もそうですが、本当に美しい楽曲が散りばめられております。そして、何と言っても世界的なダンサーの皆さんと一緒にお稽古をしていて毎日が本当に刺激的で経験したことのない感覚を味わっています。私は(この作品が)女優としてのスタートなので、まずは自分で鏡を見て慣れる(笑)。そしてファンのみなさんにも見慣れていただいて、作品の世界にどっぷり入っていただけたらと思っています。自身の女優としての技量がわからなかったのですが、このユーリという役に出会い、すごく意欲が湧いて進んで行きたい道ができました。もしこの作品に出会わなかったら、全然違っただろうと思うくらい手応えを感じています。Aパターン、Bパターンとありますし、何度も観たいと思うような、みなさんに楽しんでいただける作品になると確信しています。
パク・ジョンミン:パク・ジョンミンです。よろしくお願いします。韓国でも、日本でも久しぶりのミュージカルなので、ドキドキして、緊張感もあったりと、いろいろ複雑な気持ちですが、この作品に出会えてしあわせです。こんなりっぱな方たちと共演させて頂きありがとうございます。この作品の中で、僕は韓国では“ジョンミン”と下の名前で呼びますが“パク”という自分の名前で出演しています。ケントさんもそうですが、自分の名前で出演するのも珍しい経験だと思います。見どころもいっぱいありますので、みなさん応援をよろしくお願いします。頑張ります!
黒川拓哉:「LE VEL WETS」の黒川拓哉です。ミュージカルは初挑戦で毎日の稽古が新しいことの連続ですごく新鮮で、すごく充実しています。本当は僕もダンスがすごく上手いんです(笑)。でも、“踊るな”と言われてまして…歌に専念したいと思っています(笑)。「ifi」の世界を少しでも表現できるように全力で頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
ケント・モリ:100周年の退団公演で宝塚に携わり、初めて蘭寿さんに出会い、蘭寿さんの大ファン、そして、宝塚の大ファンになりました。でも宝塚は女性だけの舞台なので自分が同じステージに立つとは想像もしていませんでした。それがこの作品のお話を頂いて、、蘭寿さんが出演すると聞いて快諾しました。またキャストの方もロンドンやニューヨーク、韓国からと多国籍で本当に異種格闘技というか新しい世界を作り上げられるメンバーだと思っています。僕は今回ダンスステージということで、本当は歌も歌えるんですが、今回は“踊って欲しい”と言われたので歌は遠慮しました(笑)。本当にリハーサルが刺激的で、地球規模といってもおおげさではないくらい、いろんなものが混ざり合ったものを作り出しています。皆さん、ぜひ盛り上がってください。皆さんが盛り上がってくれたら、僕はドンドン行きますので、おとなしく観られると落ち込みますので、固くならずに、おもいっきり楽しんで騒いでもらえたら最高のショーをお届けできると思っています。
(椅子に座った途端)ミン君(パク・ジョンミン)から、オレのオチがチョット弱かったと。
パク・ジョンミン:あれ、オチは? 最後なのに…(笑)
流暢な日本語でのダメ出しに、会場は大爆笑。
<b>―もし、今の人生でなかったら、どんな人生を送りたいですか?</b>
蘭寿とむ:今の人生じゃなかったら…今、大満足なんですよ。あっ分かった! 男性に生まれたかったです。(そうなったら、すごくカッコいい男性ですよね)そうだと思います(笑)。(会場から大拍手)
<b>―ほかのキャストのみなさんは稽古していて蘭寿さんのカッコいい一面を見たりしますか?</b>
ケント・モリ:もうカッコよすぎて、生まれ変わったら蘭寿さんになりたいです!(会場が大爆笑)でも今は、女優・蘭寿とむとして、メチャクチャ素敵なんですよ。本当に楽しみにしていてください。女・蘭寿とむ、ヤバイです!(笑)。
パク・ジョンミン:生まれ変わったら? 生まれ変わったらですね…僕、人間よりは犬とか…動物に生まれ変わりたいと思います。僕のニックネームが何故かわからないんですが“馬”なんです(笑)。僕、ジュリアンには、こう生まれ変わって欲しいと思っているんです。MCのAKIちゃんも見た目がニボシに似てるんです(笑)。ジュリアンを見てすぐに思い出したことがあるんです。カマキリに生まれ変わって欲しいです(笑)。実際は、どう生まれ変わりたい?
ジュリアン:やっぱり、ケントさんみたいに、体を自由自在に動かせられるっていうアビリティが本当にすごいと思うんですよ。今回ミュージカルの稽古場に行って初めてダンサーたちを見て、「ウワーッ、これやりたかったな」と思ったんですよ。
ケント・モリ:ジュリアン、遅くないです。始めましょう。
ジュリアン:なので、人生もう一回生まれ変わるとしたら、ケントさんになりたいですね。
黒川拓哉:僕は実は教員家系で、大学で教員免許も取ったので、生まれ変わったら学校の先生になりたいなと。免許を持っているのは音楽なんですけど、本当は理科の先生になりたかったです。ゆくゆくは校長先生になりたいです。
会見の途中にケント・モリやジュリアンに流暢な日本語でツッコミを入れ会場の笑いを誘うパク・ジョンミン。終始出演者の仲の良さが伺える和気あいあいとした製作発表が終了するとこの日はファン向けのフォトセッションもあり、参加したファンを喜ばせた。
ステージでフォトセッションが終了しそのまま蘭寿とむ、パク・ジョンミン、ケント・モリにより、囲み取材が行われた。
<b>―女優蘭寿とむさんの女性としての魅力をお願いします。</b>
パク・ジョンミン:僕はとむちゃんと最初から女優蘭寿とむとして出会ったので、宝塚の男役と聞いていなかったら、普通に女優と感じていたと思います。そのくらい自然に感じられたのでよかったと思います。女性としては(つま先から頭まで示して)ここからここまですべてが女性です。すごく優しくて、僕をフォローしてくれたり、細かい部分も配慮してくれるすごく、女性的な方だと思います。
(パク・ジョンミンの答えに拍手しながら喜ぶ蘭寿とむとケント・モリ)
<b>―蘭寿とむさんからみたパフォーマー、パク・ジョンミンさんと男性としての魅力をお願いします。</b>
蘭寿とむ:ミン君とはいっしょにデュエットさせてもらっています。さきほどの「メビウスの輪」でもそうですが、ちゃんと目を見て、想いを伝えてくれるので、すごくうれしいです。男性としても長身で甘いルックスなので、見つめられるとドキドキします。とても優しくて細かい気遣いができる優しい方で助けられています。
パク・ジョンミン:ありがとうございます。
<b>―2度目の日本ミュージカル出演でトップスター蘭寿とむさん、世界的なダンサーの方々と共演していかがですか?また、韓国の人気グループ「SS501」で歌にダンスにと活躍された経験は今回の舞台に活かされいますか?</b>
パク・ジョンミン:本当に素晴しい方たちと共演させて頂いてほんとうにありがたいと思っています。僕も本当はダンスも上手いんですけど(笑)。実は今回そんなにダンスはないんです。歌とか色々なパフォーマンスの流れで一つのストーリーを作るという演出があります。日本語のセリフなので、日本語の発音とか難しくて、(蘭寿とむさんに)会うたびに…。
蘭寿とむ:セリフがはじまるのよね。「おはよう」という前にね。
パク・ジョンミン:「おはよう」というあいさつの代わりに「あのね、アニキが…」がみたいにセリフがはじまっちゃうみたいな。でも共演者のみなさんが本当に優しくて、がんばっています。
お互いをミン君、とむちゃん、ケントちゃんと呼び合う姿からはチームワークの良さが直に感じられ、公演への期待をさらに高めた。
パク・ジョンミンは食糧雑貨店「This or That」の店主でニューヨーク・マンハッタンで単館系映画監督として数々のヒット作を生み出すユーリ(蘭寿とむ)の恋人映像カメラマン、ヒロの弟でユーリを映画監督として尊敬し、ひそかに恋い慕うパクを演じる。
『オリジナル・ダンス・ミュージカル「ifi(イフアイ)」』
【ストーリー】
ニューヨーク・マンハッタンで、単館系の映画監督として数々のヒット作を生み出していたユーリ(蘭寿とむ)は、映像カメラマンのヒロと一緒に暮らしていた。仕事に明け暮れているユーリに対し、ヒロ(ジュリアン/黒川拓哉)は二人の将来のこともプランしたかったが、それでも2人は平和な日々を送っていた。あの事件が起こるまでは……。
ユーリとヒロがよく行く食料雑貨店<This or That>には一風変わった男・ケント(ケント・モリ)がいる。彼は占星術の占いができるため、悩みを抱えた客たちが彼のもとに毎日のように訪れていた。ある日のこと。<This or That>の帰りに、ユーリとヒロは若者の喧嘩に巻き込まれてしまう。とっさにヒロからカメラを奪い取って撮影し始めるユーリ。ヒロは危険を感じて撮影するユーリを止めようしたが、彼女はヒロが止めるのを聞かずに撮影を続けた。ユーリにとってはトラブルも恰好の映画のネタになるからだ。案の定、ユーリの行動に怒った若者たちはふたりに襲いかかった。そして…。この日、ユーリはヒロを永遠に失った。
激しい後悔の念に苛まれたユーリは事件直後から<This or That>に通いつめ、ケントの占いに依存していく。あの事件が起きたのは、自分が撮影を続けたから、選択を誤ったからだと自分を責め、自分の意志で物事の選択ができなくなったのだ。
そんなユーリのことを、心の底から心配している姿があった。ヒロの弟・パク。彼はユーリを映画監督として尊敬し、ひそかに恋い慕っていた。
ある日、<This or That>で、ユーリは自分自身に問いかける
「If I……。もしも、あの時、もう一つの選択をしていたら……。それが、ifiの世界。もう一人の自分に会える世界。
ユーリはその世界に行きたい?」
もしもあの時の選択を選び直せるのなら。 ヒロに逢えるのなら。
ユーリはケントの導きで異世界「ifi」へ堕ちていく…。
広がっていたのは、占星術と彼女が撮った映画の世界が混ざり合った摩訶不思議な世界。「マスカレード」「エステュディオ」「キャバレティスト」そして「オルフェ」。しかも、登場人物は、それぞれに事情を抱えた<This or That>の客たち。
「ifi」の世界で、ユーリは何を知り、何を思うのか。そして、その先にあるものは……。
Aバージョンでは恋人を取り戻しにifiの世界へ飛び込んでいく!
Bバージョンでは過去を変えるためにifiの世界に堕ちていき、驚愕の真実と向き合う!
A or B? あなたはどちらの扉を開きますか?
「再UP版」パク・ジョンミン出演ミュージカル ifi(イフアイ)製作発表!
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