MBC週末ドラマ『めっちゃ大好き』(脚本:ペ・ユミ/演出:シン・ホギュン)が、去る6日、静かに幕を下ろした。視聴率調査機関TNSメディアコリアによれば6日、『めっちゃ大好き』は、全国視聴率11%で残念な最終回を迎えた。

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『めっちゃ大好き』は江原道(カンウォンド)の少女ボンスン(ユジン)が青瓦台(チョンワデ=大統領府)に入り、一人前の料理人に成長していく過程を描いたドラマで、放送前から“現代版チャングム”として話題を集めていた。また、これまでドラマで描かれなかった禁断の場所である青瓦台と、そこで働いている小市民の日常を扱うという企画意図は注目を集めた。

しかし、ドラマはボンスンの成功ストーリーの代わりに、ボンスンを取り囲んだボンギ(イ・ミンギ)とジュンウォン(リュ・ジン)の三角関係だけを浮上させ、視聴者の期待を裏切った。これは、青瓦台という特殊な職場を持った人々の話ではなく、青瓦台に係わる3人の男女の愛情関係のみを大きく扱い、典型的なロマンスドラマに変貌してしまったもの。ボンスンが青瓦台に入り試練を克服していきながら、1人前の調理師に生まれかわる“現代版チャングム”を期待した視聴者たちにとっては、当然、失望した部分だ。ドラマ初盤では江原道の田舎娘であるボンスンを、現代文明と完全に隔たった門外漢として表現し、非難を浴びたりもした。

<b>後続ドラマ ソン・ユナ&キム・ソンス主演『姉さん』</b>
『めっちゃ大好き』は、ドラマ自体に対しての無念さは残ったが、俳優たちの演技は好評だった。歌手から俳優に変身したユジンは、江原道方言を完璧に使いこなしただけでなく、ボンスンの様々な心理を上手く表現し、演技力を認められた。“プレイボーイ”な青瓦台警備員イ・ミンギも、ボンスンを近くで見守り愛する、ボンギのキャラクターをリアルに表現、素晴らしい俳優という賞賛を浴びた。

ソン・ユナ、キム・ソンス主演の『姉さん』(脚本:キム・ジョンス/演出:オ・ギョンフン)は、『めっちゃ大好き』の後続ドラマとして12日から放送される。


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