韓国ドラマ「誘惑」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
ドラマ「誘惑」が縦横無尽の展開で注目を集めている。劇中チェ・ジウは自身の病状を悟り、クォン・サンウにうそをついて別れを告げた。パク・ハソンと離婚したイ・ジョンジンは前妻ユン・アジョンと再婚する兆しを見せている。特にチェ・ジウの病でより切実となったクォン・サンウとチェ・ジウのロマンスは、2人の共演作であるSBSドラマ「天国の階段」(2003)と似た形だ。
去る9日午後に放送されたSBS月火ドラマ「誘惑」(脚本:ハン・ジフン/演出:パク・ヨンス)18話では、手術を決心するセヨン(チェ・ジウ)とそんなセヨンを看病するソクフン(クォン・サンウ)の姿が描かれた。
この日ソクフンは泥酔したホンギュ(イ・ジョンシン)を家まで送り、そのせいでホンジュ(パク・ハソン)とぎこちない再会を果たした。ホンジュはソクフンに「時々会おう」と手を差し出したが、ソクフンはそれを断った。ホンジュはそんなソクフンに、セヨンの入院を知らせた。傷付いたソクフンはすぐに病院に走った。
ソクフンは病院でセヨンに出くわした。患者着姿で点滴を打つセヨンは孤独に見えた。いつも堂々とし派手だった“代表”とはかけ離れていた。ソクフンは膝をついた。彼は「一緒に痛みを分かち合いたい」とセヨンの傍に留まることを決め、セヨンは「弱い姿を見せたくなかった」とこの間のあくどい言葉を涙で謝罪した。
2人が愛を守ってきた過程は険しかった。セヨンがソクフンの時間を10億ウォンで買って始まった出会い。ソクフンは妻ホンジュと離婚しなければならず、セヨンは会社が揺れる苦難を強いられた。互いの多くを犠牲にしながら育てた愛であるため、2人に襲いかかる不幸は薄情なものに映った。
この日チェ・ジウは数回、涙の演技を見せた。愛する彼に「これ以上、愛せない」とうそをついた後、号泣。また、急に深刻になる腹痛に苦しがらなければならなかった。手術前の憂うつさに、恋人の幼い告白にも泣いた。見る者までを悲しませる瞬間だった。
こうしたクォン・サンウとチェ・ジウの水準の高い感情演技に、縦横無尽の展開は「天国の階段」を思い出させた。4人の男女の部妙な心理描写を中心に流れた序盤とは違いすぎる形だった。到底、把握できないキャラクターの心理変化もまた、視聴者たちを困惑させた。ドラマ「天国の階段」でチェ・ジウは目のがんで亡くなっているため、視聴者たちは「天国の階段2」になるのではと、予想している。
終了2話を前にした「誘惑」が“再会カップル”クォン・サンウとチェ・ジウに有終の美を抱かせるのか、注目だ。
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