韓国ミュージカル「太陽を抱く月」の主演に決まった「超新星」ソンモ
韓国ミュージカル「太陽を抱く月」の主演に決まった「超新星」ソンモ
「超新星」のソンモが、11月7日(金)から9日(日)まで東京・六本木ブルーシアターで上演される韓国ミュージカル「太陽を抱く月」に出演することが決定。9月18日(木)、東京・GIZA K-PLACE by BAGUSにて記者会見が行われた。

ソンモ(元超新星) の最新ニュースまとめ

 同作は、キム・スヒョン、ハン・ガインが主演を務め、最高視聴率42.2%、平均視聴率32.9%を記録した韓国の時代劇ファンタジードラマ「太陽を抱く月」のミュージカル版。原作のベストセラー小説の要素をベースに、2013年夏に韓国でミュージカル化され、韓国演劇界の中で大きな話題となった。

 日本では同年12月、「超新星」のソンジェ主演で初演され、好評を博した。再演となる今回、主人公のイ・フォン役に抜てきされたのは、これまでミュージカル「宮」、「Summer Snow」などに出演し、ミュージカル俳優としても定評のあるソンモ(超新星)。脇を固める韓国の実力派ミュージカル俳優らと共に、前作とは全く異なる作品に生まれ変わるという本作に新たな息を吹き込む。

 この日、記者会見には爽やかな笑顔を見せながら、ソンモが登場。「こんにちは。『超新星』のソンモです。よろしくお願いします」とあいさつすると、MCのYumiに「僕が日本語を少し話せるのは皆さん知っていると思いますが、今日はミュージカルについて話したいことや、自分の気持ちをちゃんと伝えたいので、通訳をお願いしたいと思います。ご理解ください」と了解を求めた。今回の作品に懸けるソンモの強い思いがひしひしと伝わってきた。

<B>―今回「太陽を抱く月」への出演が決まったとき、どのように思いましたか?</b>
この作品は韓国で大人気を集めた作品で、僕もドラマが放送されたときは見ていました。これまで、ミュージカルなどいろいろな作品に出演してきましたが、一度重厚感のあるカッコいい王の役をやってみたいと思っていたので、今回キャスティングしていただき、とても光栄です。と同時に、ファンの皆さんに新しい姿をお見せできると思うので、すごくワクワクしています。

<B>―初めて台本を読んだときの印象はどうでしたか?</b>
まずはセリフが長いと思いました(笑)。でも、台本を読みながら、頭に絵が浮かんできて、そういう経験は初めてだったので、早く演じたいと思いました。今日も飛行機の中で台本を読んできたんですが、自分が演じている姿がイメージできたので、今は早く稽古をしたいし、早く舞台に立ちたいという思いでいっぱいです。僕がどのくらい表現できるか分かりませんが、台本はパーフェクトです! 感動しました。

<B>―ソンモさんが演じるイ・フォンはどのような役ですか?</b> 
イ・フォンは世間知らずの皇太子でしたが、ヨヌという女性と出会ってから喜怒哀楽を感じながら成長していきます。物語としては、いろいろな事件から構成される作品ですが、今回は台本に忠実に演じたいと思いました。それぐらい魅力のある、ギャップのあるキャラクターだと思います。

<B>―自分とイ・フォンの共通点は?</b>
一人の女性にハマったら、その人以外何も見えなくなる純粋さが似ていると思います(笑)。ただ女性が好き、ということではなく、“純粋さ”というところがポイントです。

<B>―では逆に、イ・フォンと違う部分は?</b>
イ・フォンは愛する女性を失うことによって、二面性を持つようになり、人に背を向けたりする状況にもなるんですが、僕もそういう状況になったら、イ・フォンのように行動すると思います。だから、今のところ、違うと思った部分はありませんね。あっ、でも1つ挙げるとするなら、イ・フォンは“この世で自分が一番カッコいい”と思っていて、それを自分の口で表現するんですけど、僕はそんなことはしませんね。それは(メンバーの)ジヒョクのキャラクターです(笑)。

<B>―ソンモさんは、この世で自分が一番カッコいいと思うことはないんですか?</b>
ないですね。何百位に入るくらいかなと思ったことはありますけど(笑)。この世で自分が一番と思うのは、ジヒョクとかグァンスとか。僕は本当にないです!

<B>―今回、時代劇ミュージカルへの出演ということで、役作りの参考にしている作品や、どのように役作りをしているのか教えてください。</b>
時代劇は個人的にすごく好きで、最近、韓国では時代劇の映画が大ヒットしているので、それも見たし、日本の歴史も好きなので、日本の時代劇も見たし、いろいろな時代劇を見ましたが、役作りとしては「太陽を抱く月」のドラマバージョン。今も参考に見ています。でも、一番重要なのは言葉じゃないですか。今の時代では使わない言葉が出てきて、それが難しいので、先生や先輩たちに「このイントネーションどうですか?」とか聞きながら、いろいろ勉強しています。

<B>―作品の見どころは?</b> 
今回、共演者の方たちは歌、演技、ダンスなど各分野において、スペシャリストがキャスティングされたと聞きました。何人か僕も知っているんですが、皆さん素晴らしい方々なので、今回は目と耳が満足する最高のミュージカルになるのではないか、と僕自身も楽しみにしています。

<B>―今回の作品は切ない恋の物語ですが、役に生かせる自身の経験などは何かありますか?</b>
僕はまだ若いし、心が痛む経験というのはあまりないんですけど、僕が大学に入るため、釜山からソウルに上京したとき、高校生のときから好きだった女性と離れ離れになって、1か月ぐらい心が痛かったことはあります。

<B>―切ない別れというと、最近ではメンバーのソンジェさんが兵役に行きましたが。</b>
ソンジェ君は彼女ではないんですけど、それ以上に悲しかったです。正直言うと、ソンジェ君が入隊したとき、ソンジェ君と笑顔で見送ると約束したんです。でも、ソンジェ君が訓練所に入所していく背中を見ていたら涙が出てきて、そのまま僕一人で駐車場に戻ったんですけど、ファンの方がその姿を見てビックリしていました。そのときは本当に悲しくて涙が出たし、実は昨日もソンジェ君に手紙を送ったんです。

<B>―どんな手紙ですか?</b>
ソンジェ君がメンバー宛に手紙をくれたので、僕も「超新星」のために、もっと成長できるように頑張るから、ソンジェ君もいろいろ経験して、今まで以上に強い男になって帰ってきてほしいと書きました。

<B>―前作で主演を務めたソンジェさんから、何かアドバイスはもらいましたか?</b>
今回の作品は、前作と「太陽を抱く月」というタイトルは同じですが、歌、パフォーマンス、セリフなど全てが変わりました。同じところは1つもないです。もちろんソンジェ君にアドバイスを聞きたいですけど、それはできないし、作品の全てが変わったので、今回は監督さんをはじめ、キャスト、スタッフ全員で一から作り上げていき、一段とパワーアップした作品をお見せすることができると思います。

<B>―ソンモさんは多方面で活躍されていますが、「超新星」のソンモ、“ミュージカル俳優”のソンモ、自分にとってはどんな位置付けですか?</b>
最近、映画にも出演しましたが、やっぱり僕は歌手からスタートし、「超新星」のソンモから派生して、いろいろな仕事ができているので、そこに本当に意味があると思うし、これからも「超新星」のソンモ、“俳優”のソンモとして同時進行で一緒にいけたらいいなと思うし、いきたいと思います。

<B>―最後にミュージカルを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。</b>
今回もこのように大きなミュージカルにキャスティングされて本当に光栄だし、全てが皆さんのおかげだと思っています。ありがたいです。皆さんをガッカリさせないように、100%以上頑張って努力をして、皆さんに会いに行きますから、ぜひ時間があったら見に来てください! よろしくお願いします。


 フォトセッションでは、最初から“「超新星」ポーズ”が続いていたため、カメラマンから「他のポーズもお願いします」とリクエストされ、「ついクセで」と苦笑いするお茶目なソンモだったが、質疑応答での自信に満ちた力強い言葉に、装いも新たに、より一層パワーアップするミュージカル「太陽を抱く月」の上演がますます楽しみになった。この機会をぜひお見逃しなく!





【公演概要】
公演タイトル 韓国ミュージカル「太陽を抱く月」
公演日時 2014年11月7日(金)~9(日) 全6回
会場 六本木ブルーシアター(東京都港区 六本木5丁目11-12 )
<会場HP: http://www.blue-theater.jp
出演者 「超新星」ソンモ ほか
主催・企画・制作 EUNHASU ENTERTAINMENT

【チケット料金】
全席指定13,000円(税込)
※未就学児童の入場不可。韓国語上演、日本語字幕あり
【一般発売日】2014年10月4日(土)10:00より、チケットぴあ・ローソンチケット・イープラス・東京音協にて発売開始!
【公演に関するお問い合わせ】
東京音協 TEL:03-5774-3030(平日11:00~17:00)




part2 超新星ソンモ主演「太陽を抱く月」来日記者会見!
part2 超新星ソンモ主演「太陽を抱く月」来日記者会見!




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