【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は1日、建国記念日にあたる開天節(10月3日)の記念行事への参加を求めて訪朝を申請した宗教団体「天道教」と民間団体「檀君民族平和統一協議会」の関係者による北朝鮮・平壌訪問を承認したと明らかにした。韓国と北朝鮮による開天節の共同記念行事が行われれば、2005年以来となる。 韓国統一部の朴秀珍(パク・スジン)副報道官は同日の定例記者会見で「政府は非政治分野、純粋な社会文化の交流を許可してきた。この立場に従い今回の訪朝を承認した」と説明した。 天道教と檀君民族平和統一協議会の関係者ら36人は中国経由で3~6日にかけて平壌を訪れ、記念行事を済ませて帰国する予定。行事は3日に朝鮮民族の始祖を祭った檀君稜で開かれる。 韓国政府は南北経済協力事業の開城工業団地と金剛山を除き原則的に北朝鮮訪問を認めない措置を取っているが、民族の同質性を回復するため、社会・文化交流については選別的に許可してきた。 namsh@yna.co.kr
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