地上派ドラマの花といえるミニシリーズ伝統的な人気ジャンルであるロマンスに、スター俳優で武装したが視聴率は苦戦中だ。互いにそっくりな設定に粗末なストーリーは視聴者の目を背けている。
しかし最近のケーブルドラマは少し違う。視聴者の好評の中で視聴率も上昇中だ。人気の原動力は差別化されたストーリーにある。「悪い奴ら」は悪人がさらに悪人を処断するという破格的な設定。そしてレベルの高いアクションを加え成人視聴者を捕えた。
TVゲームショーと職場を通して現代人の姿を見直すという試みは、明らかな公式に閉じ込められた地上波ドラマが与えることのできない面白味を与えている。自然と既存ドラマの常連メニュー”ラブライン”が割り込む席はない。ロマンスにしがみつく地上波とはまた違った歩みだ。
地上波が既存の成功公式を繰り返す間に、視聴者たちは斬新な話を探しケーブルに目を向けているのだ。