野球、2020東京五輪で正式種目に復活か？

野球が2020東京五輪で復活する見込みである。

　国際オリンピック委員会（IOC）は18日（現地時間）スイス・ローザンヌで改革案「五輪アジェンダ2020」を発表した。同改革案に盛り込まれた内容のうちのいずれかが開催都市の正式種目追加権を認める内容だ。

　野球は1992年バルセロナ五輪から2008年北京五輪まで正式種目として行われた。その後、2012年ロンドン五輪からは正式種目から除外された。

　東京五輪組織委員会はこれまでIOCに野球を五輪正式種目に採択するよう要請してきた。「五輪アジェンダ2020」が採択されれば、東京五輪組織委員会は日本最高の人気スポーツである野球を自国で開催される五輪に含ませることができる。

　韓国でも野球が再び五輪に採用されることはうれしい知らせだ。韓国は2008年北京五輪当時、9戦全勝で金メダルを獲得した。

　「五輪アジェンダ2020」はこれ以外にも1か所に限定された夏季五輪開催都市の制限撤廃など、さまざまな案が含まれている。

　なお、「五輪アジェンダ2020」の採用可否は12月8日と9日にモナコモンテカルロで開催されるIOC臨時総会での投票で決定される。