会見する金成勲院長=24日、ソウル(聯合ニュース)
会見する金成勲院長=24日、ソウル(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国で今月13日に行われた大学修学能力試験(日本のセンター試験に相当)で、試験問題を出題する韓国教育課程評価院は20日、試験の正解を公表し、生命科学の1問と英語の1問に出題ミスがあったと発表した。いずれも正解が二つあることが判明。同院の金成勲(キム・ソンフン)院長は出題ミスの責任を取り、辞意を示した。 同試験をめぐっては、昨年の世界地理の問題でも出題ミスが発覚している。ソウル高等法院は今年10月、問題に誤りがあるとして受験生が同評価院を訴えた訴訟で、原告の主張を認める判決を言い渡した。教育当局は上告しない意向を表明し、同問題は全員正解とした。1994年に同試験制度が導入されてから、問題の誤りが裁判所で認められ、すでに終わっている試験の結果が変わるのは初めてだった。 教育部は出題ミスが相次いでいることを受け、「大学修学能力試験出題および運営体制改善委員会」(仮称)を設置し、改善案をまとめる計画だ。 sjp@yna.co.kr
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