オリックスが韓国の左腕ヤン・ヒョンジョンを調査中

韓国プロ野球、起亜タイガースの投手ヤン・ヒョンジョンを、オリックスが調査中であることを29日、日本のメディアで報じられた。

ヤン・ヒョンジョン の最新ニュースまとめ

　日本への進出を希望しているヤン・ヒョンジョンに、オリックスは大きな関心を寄せており、球団関係者は「左腕が必要なため、ヤン・ヒョンジョンを調査している」と明らかにした。

　来年のオリックスの外国人投手は、ディクソンが2年契約の2年目、マエストリは残留交渉中だ。広島を退団するバリントンと交渉中だが、3人とも右腕投手だ。オリックスにとって左腕のヤン・ヒョンジョンは絶対に逃すことの出来ない存在になる。

　またヤン・ヒョンジョンは最近、アメリカのポスティング入札額に不服で、ポスティングを破棄して日本野球界入りを希望しているという。ヤン・ヒョンジョンは17日、メジャーリーグ事務局にポスティングシステムの要請をしたが、22日に通達されたポスティング最高落札価格は推定150万ドル（約1億7800万円）という低い金額に、起亜タイガースはヤン・ヒョンジョンとの面談の末、ポスティングを受け入れないことを決定した。

　ヤン・ヒョンジョンはすでに日本のチームと数回の対決を通じてその実力を認められており、オリックスだけでなく複数の球団が関心を寄せていた。ヤン・ヒョンジョンも海外でのプレーについて、初めはアメリカではなく日本を念頭に置いていた。プライドに合う移籍料と年俸が必須条件となりそうだ。