外交部当局者はこの日午前、記者に「政府の迅速対応チームをロシアへ送る予定だ」とし「現場の活動計画を確認次第、早急に派遣するだろう」と述べた。
迅速対応チームは外交部本部の職員と駐ロシア韓国大使館の職員など2名で構成され、早ければ同日中に現地に到着することができると思われる。
この他、駐ウラジオストクの公館職員2人が現場に移動中で、彼らは現場で行われている救助作業の状況を把握する一方で、被害者支援に乗り出す計画だ。
現在、事故海域ではロシア漁船4隻など船舶10隻が捜索作業に投入されており、米国の航空機1機も捜索作戦を支援している。また「501オリョン号」の船主会社も近くにいる自社船泊を現地に移動させており、同日中に現場に到着するものと予想される。またロシア当局が出動させた救助船1隻も現場に移動中であると伝えられた。
しかし、現地の海域水温が0度前後と低く、波が高く捜索作業が難航していることがわかった。
「501オリョン号」(1753トン)は1日午後2時20分ごろ、ロシアのベーリング海で操業途中に沈没した。
「501オリョン号」には韓国人船員11人をはじめ、60人が乗船していた。そのうちロシア人1人、フィリピン人3人、インドネシア人3人など7人が救助されており、韓国人船員1人は救助直後に死亡した。残り52人の安否はまだ確認されていない。
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