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チャン・ドンゴンが中国大陸でクリスマスの恋人となる。
チャン・ドンゴンの出演作で、かつ韓国・中国・アメリカの合作プロジェクトの、チェン・カイコー監督の『無極』が、来たる12月、韓国と中国で同時公開される。特に中国ではクリスマスを2日後に控えての公開だ。
『無極』の韓国側制作社であるショーイストのキム・ドンジュ代表は、21日のインタビューにて、「『無極』は、韓国では12月9日、世界で初めて公開され、中国では同月23日から全国で上映する予定」と明らかにした。
キム代表によると、『無極』は、チャン・イーモウ監督の『HERO』と『LOVERS』を超える、中国映画史上最高レベルの制作費360億ウォン(約36億円)が投じられ、総人数10万人が動員されたブロックバスターの武侠ファンタジー。中国大陸での公開も、歴代最大規模となるものと予想される。これまで韓国映画は中国映画市場の外貨進入障壁のため、大陸全域で開封された事がないという事実を考慮すると、チャン・ドンゴン主演の『無極』は、韓流スターの出演作が中国全域で同時に観客と出会う初めての事例となる。
また『無極』は、来たる5月に開かれるカンヌ映画祭で、25分ほどのプロモーション用フィルムが上映される。同じ方式で作品の一部が紹介される、ピーター・ジャクソンの『キングコング』と共に、カンヌの期待を最も多く受けているプロジェクトである。主演俳優のチャン・ドンゴン、張柏芝(セシリア・チョン/中国)、真田広之と共に、チェン・カイコー監督はカンヌを訪問し、レッドカーペットを踏む。2006年には中国語映画でアカデミー映画賞外国語部門進出も狙っている。
『無極』は、韓国のショーイスト、中国のチャイナフィルムグループおよびセンカイフィルム、アメリカのムーンストーンエンターテインメントなどが合作した映画で、運命が予言された本をめぐって巻き起こる愛と友情、裏切りの叙事武侠劇であり、チャン・ドンゴンは光よりも早い脚と、雄牛より強い力を持つ、伝説的な奴隷・クンルン役を演じている。
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