「MR.MR」
「MR.MR」
12月7日(日)東京・K-Stage O!にて、韓国の5人組アイドルグループ「MR.MR」の「MR.MR2014 Xmas LOVE Concert」が開催された。

MR.MR の最新ニュースまとめ

 「MR.MR」は、“男の中の男”のキャッチフレーズのもと、2012年に「Who’s That Girl」で韓国デビュー。2013年9月「KMF2013」での初来日をきっかけに、2014年は「K-POP FESTIVAL 2014」、「MR.MRと恋する1週間」など日本でエネルギッシュに活動を展開。ことし9月には北海道・大阪・名古屋・東京・岩手と日本5大都市を巡るLive Tourを成功させ、真摯な姿勢と心を掴むパフォーマンスで、着実にファンを増やしている韓国男性5人グループだ。

 チャリティー活動にも積極的に参加する彼らは、9月28日にGFSC広報大使として岩手県大船渡市を訪問。GFSC(Good Friends Save the Children) の文化芸術を通した東日本復興プロジェクトを応援するため、直接被災地に出向き“夢さんま祭り”での無料チャリティーライブやK-POPで学ぶ韓国語教室を行うなど、音楽を通して元気を届けた。そんな彼らが日本のファンと今年最後を一緒に過ごしたいと企画されたのが、ファンへ“愛”と“感謝”を贈る今回のコンサート。

 一足早いクリスマスを「MR.MR」と過ごしたいというファンのときめきで満たされた会場は、オープニング映像の後で暗転するやいなや、メンバーの名前を呼ぶ熱い声に包まれ、ゴールドのポイントがあるスタイリッシュな衣装に身を包んだメンバーが登場すると、「Waiting for you」「Who’s that Girl?」と2曲続けてパワフルなパフォーマンスを披露。ジャケットの襟を掴むポーズではセクシーな視線を客席に投げかけ、ファンの心を奪い去った。

 「お久しぶりです!男の中の男『MR.MR』です!」と全員で声をそろえた後、「僕はチャンジェです。どうぞよろしくお願いします」、「僕はリュです!お元気ですか!」、「僕は『MR.MR』のリーダーのジンです。どうぞよろしくお願いします〜!」、「僕はメインボーカル、テイです。うれしいですね!」、「僕は癒し系、ドヨンです。どうぞよろしくお願いします」とそれぞれ自己紹介。

 リュが「東京の皆さん、お元気ですか!」と声をかけ、ドヨンも「僕たちは約束した通り、東京に帰ってきました!」と笑顔で客席を見渡した。チャンジェが「この会場は7月と9月にも使いましたよね」と振り返ると、「あの時は会場の雰囲気が熱くて、(ステージの)電気が切れたでしょ(笑)」とドヨンがファンを和ませた。

 「12月なのでクリスマスがありますね。僕たちがソロ曲も準備してきましたので、期待してください」とジンが意気込みを語り、テイが「皆さん、楽しむ準備はOKですか!後ろ!右!左!前!」と客席全体を盛り上げる。「久しぶりにお会いした、とても可愛い皆さんのために歌います。聴いてください」とリュが曲紹介すると、キュートなナンバー「My Girl」。ステージの端ギリギリまで乗り出し、ファンと触れあおうとするメンバーの姿が見られた。

 スタンドマイクを使ったアレンジがセクシーな「Do you feel me」では、「ミスター!ミスター!」のかけ声もバッチリ決まり、続く「東方神起」の「HUG」ではスタンドチェアに腰かけて、美しいハーモニーを響かせた。そして1輪のバラの花を手に持ち椅子から立ち上がると、愛しそうにバラとファンを見つめて歌い、最後に客席にバラを投げ入れるとファンからは黄色い歓声があがった。

 韓国に戻っていた間、リュは「今回のための歌やダンス、日本語のレッスン!」と答え、次のステージの準備へ。テイが「実は、KBSのドラマにキャスティングされました。期待してください!」とうれしい報告をすると、チャンジェが「演技お願いしま〜す!」とテイに無茶ぶり。テイもまんざらではない様子で相手役にジンを指名し、熱演を披露。それを見ていたチャンジェが「僕が俳優の先輩ですね〜」と先輩風を吹かすと、テイも「ハイ!がんばります!」と後輩らしく応じて、ファンの笑いを誘った。

 韓国で作曲をしていたというジンは、「カムバックアルバム、期待してください!」と自信を覗かせ、ドヨンは「日本公演の練習とレコーディングと、ダンスと…日本語の勉強をしました」と語ると、「ポヨジョ(見せて)!」コールがかかり、照れながらもキュートなダンスで会場を湧かせた。メンバーの一生懸命な日本語に、大きくうなずき、微笑み、熱い反応を見せるファン。ライブ序盤から会場は和やかな雰囲気に包まれた。

 続くソロコーナー。まずはリュが赤と黒のチェックのシャツにサングラスで登場し、パク・ジェボムの「Girl Friend」。ヒップホップのリズムでステージを左右に駆け回り、ステージを盛り上げた。

 チャンジェはタキシード姿で、クリスマスらしい華やかなアレンジの「Santa Claus Is Coming to Town」を大人っぽく歌い、ファンをとろけさせた。

 中島美嘉の「glamorous sky」をワイルドに熱唱したのは、素肌にスタッズのついた革ジャンを羽織ったジン。ファンはペンライトを持つ手を高く振り上げてリズムに乗り、ジンが革ジャンを脱ぐと、その鍛え上げられた上半身にファンはうれしい大絶叫。

 ドヨンは白黒チェックのジャケットに黒いタイ。癒し系らしい柔らかい歌声で、Ra.Dの「I’m in Love」を優しく語りかけるように歌い上げ、ソロの最後はテイ。客席後方の扉から、素肌に黒シャツ、ゴールドチェーンのネックレスを胸に輝かせて登場すると、Ne-Yoの「Sexy love」をソウルフルに歌いながらステージへ。その距離の近さにファンも大興奮!テイは時おりステージから降りると、ファンの目の前でアピールしながら熱唱した。

 リュ&テイがPSYの「江南スタイル」を披露し、馬ダンスの熱気で会場の温度は急上昇!リュは光るタンバリンをたたき、テイも水鉄砲をファンに向けて発射。ステージから降りて会場をさらに盛り上げ、途中でジン、チャンジェ、ドヨンも乱入すると、ファンから一際高い歓声があがった。

 そしてブリッジ映像の後に、「It’s you」、「Highway」を披露。「MR.MR」の男らしくキレのあるパフォーマンスでステージは最高潮へ。アンコールには、 白シャツにゴールドのネクタイ、頭にはクリスマスらしくトナカイやサンタのヘアバンドをつけた可愛らしい「MR.MR」が、客席後方からステージへ。雪のスプレーを思い思いに撒き散らしながら、「All I want for christmas is you」などのクリスマスソングメドレーを繰り広げ、客席に降りてハイタッチするなどの大サービスでファンのハートを温かくした。

 チャンジェのMCでクリスマスの思い出を振り返ると、リュは映画「ホームアローン」を思い出すとしながら、主人公の表情を真似してみせ、ジンは子供の時にお母さんから鉛筆をプレゼントにもらったときの、ちょっとガッカリした感じをコミカルに表現して、笑いを誘った。クリスマスにしたいデートについて、ドヨンは「富士山が見える温泉」、テイは男の中の男らしく、「ホテルのスイートルームで、バルコニーにはスパがあって、ワインとシャンパンでガールフレンドと…」と身振り手振りも交えて妄想がさく裂。チャンジェは「友だちやメンバーと一緒に、スキー場でスノボして、お肉を食べてビールを飲みたい!」とそれぞれにクリスマスの夢を語った。

 ここで「MR.MR」からクリスマスプレゼントにラブソングのプレゼント。「Love in the ice」を日本語で熱唱すると、美しいハーモニーが心を打ち、ファンはペンライトを振るのも忘れ、うっとりと聴き入った。

 「MR.MR」とファンが記念撮影後、チャンジェは「『MR.MR』としてデビューして、こうして皆さんと会えて、僕たちはラッキーボーイだと思います」とファンに感謝を伝えた。そして来年の韓国でのカムバックが発表され、さらにリュが、「そして!なんと! 4月5日に渋谷公会堂での単独ライブが決定しました!」と嬉しい報告をするとファンも大喜び。「満席になったら何かしましょうか?」とチャンジェがファンに聞くと、「はだか〜!」とリクエストがあり、「じゃあ、僕たち全員、上着を脱ぎましょう(笑)!」と宣言。

 「MR.MR」が「4月は渋谷公会堂で!」と掛け声をかけ、ファンが「会いましょう~!」と応じ、春の再会を約束しあった。

 ラストは、男の中の男を見せたいと「BIGMAN」。セクシーに5人が腰を振ると、悲鳴のような黄色い歓声があちこちで上がり、大興奮のまま、「以上、男の中の男『MR.MR』でした!」と5人は声を揃えてステージを後にした。

 ことしの日本活動ラストを締めくくる熱いライブで、日本のファンとの交流をはかった「MR.MR」。終演後には来場者全員とハグ会も行われ、優しく包み込むような彼らのハグにうっとりとするファンの姿が見られた。

 2014年、日本で地道に活動を重ね、その人柄と実力で着実にファンを増やしてきた「MR.MR」。2015年はさらに飛躍する一年になることだろう。






MR.MR(미스터미스터) _ BIG MAN(빅 맨)
MR.MR(미스터미스터) _ BIG MAN(빅 맨)




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