「MR.MR」は、“男の中の男”のキャッチフレーズのもと、2012年に「Who’s That Girl」で韓国デビュー。2013年9月「KMF2013」での初来日をきっかけに、2014年は「K-POP FESTIVAL 2014」、「MR.MRと恋する1週間」など日本でエネルギッシュに活動を展開。ことし9月には北海道・大阪・名古屋・東京・岩手と日本5大都市を巡るLive Tourを成功させ、真摯な姿勢と心を掴むパフォーマンスで、着実にファンを増やしている韓国男性5人グループだ。
チャリティー活動にも積極的に参加する彼らは、9月28日にGFSC広報大使として岩手県大船渡市を訪問。GFSC(Good Friends Save the Children) の文化芸術を通した東日本復興プロジェクトを応援するため、直接被災地に出向き“夢さんま祭り”での無料チャリティーライブやK-POPで学ぶ韓国語教室を行うなど、音楽を通して元気を届けた。そんな彼らが日本のファンと今年最後を一緒に過ごしたいと企画されたのが、ファンへ“愛”と“感謝”を贈る今回のコンサート。
一足早いクリスマスを「MR.MR」と過ごしたいというファンのときめきで満たされた会場は、オープニング映像の後で暗転するやいなや、メンバーの名前を呼ぶ熱い声に包まれ、ゴールドのポイントがあるスタイリッシュな衣装に身を包んだメンバーが登場すると、「Waiting for you」「Who’s that Girl?」と2曲続けてパワフルなパフォーマンスを披露。ジャケットの襟を掴むポーズではセクシーな視線を客席に投げかけ、ファンの心を奪い去った。
スタンドマイクを使ったアレンジがセクシーな「Do you feel me」では、「ミスター!ミスター!」のかけ声もバッチリ決まり、続く「東方神起」の「HUG」ではスタンドチェアに腰かけて、美しいハーモニーを響かせた。そして1輪のバラの花を手に持ち椅子から立ち上がると、愛しそうにバラとファンを見つめて歌い、最後に客席にバラを投げ入れるとファンからは黄色い歓声があがった。
ドヨンは白黒チェックのジャケットに黒いタイ。癒し系らしい柔らかい歌声で、Ra.Dの「I’m in Love」を優しく語りかけるように歌い上げ、ソロの最後はテイ。客席後方の扉から、素肌に黒シャツ、ゴールドチェーンのネックレスを胸に輝かせて登場すると、Ne-Yoの「Sexy love」をソウルフルに歌いながらステージへ。その距離の近さにファンも大興奮!テイは時おりステージから降りると、ファンの目の前でアピールしながら熱唱した。
そしてブリッジ映像の後に、「It’s you」、「Highway」を披露。「MR.MR」の男らしくキレのあるパフォーマンスでステージは最高潮へ。アンコールには、 白シャツにゴールドのネクタイ、頭にはクリスマスらしくトナカイやサンタのヘアバンドをつけた可愛らしい「MR.MR」が、客席後方からステージへ。雪のスプレーを思い思いに撒き散らしながら、「All I want for christmas is you」などのクリスマスソングメドレーを繰り広げ、客席に降りてハイタッチするなどの大サービスでファンのハートを温かくした。