左から『帰っておいで、スネさん』(写真提供=SBS)/『怪しからぬ女たち』(写真提供=MBC)
左から『帰っておいで、スネさん』(写真提供=SBS)/『怪しからぬ女たち』(写真提供=MBC)


パク・ヘジン の最新ニュースまとめ

















<b>「愛してる、ヌナ(お姉さん)」</b>

整ったルックスに若さ溢れる迫力、純粋さまで兼ね備えた年下の男にプロポーズされたら?
今、ドラマでは“年下の男”がトレンド。各ドラマそれぞれに魅力的な“年下の男”が登場しては、年上の女性と恋の駆け引きを繰り広げている。

こうした“年下の男”全盛時代に対し、「女性中心の視点で男性を性商品化しているのでは」と見る人も多い。女性作家が放送界を“掌握”したことから、女性の視点で男女問題を扱うようになり、自然に現代女性の理想がドラマに反映されたと見られる。
KBS週末ドラマ『噂のチル姫』のヨン・ハナムとMBCドラマ『イヴの反乱』のチャン・ウジン、SBS水木ドラマ『帰っておいで、スネさん』のハン・ジェウンは皆、理想的な“年下の男”だ。

ドラマの“年下の男”の共通点は、こぎれいなルックスに、真っ白で純粋なハートの持ち主ということ。女性が周囲の視線を気にして冷たくあたっても、“年下の男”たちは所信を曲げず、彼女だけを見つめて粘り強く求愛し続ける。

『噂のチル姫』のヨン・ハナム(パク・ヘジン)は、ハンサムな容姿に弱々しい性格だが、愛するナ・ソルチル(イ・テラン)の前では強い男になる。劇中名からして“年下男”(=ヨンハナム)である彼は、ソルチルが嫌がるそぶりを見せても屈せず、時にはストーカーのように、時には気楽につきあえる可愛い弟のように近付いていく。

『イヴの反乱』のチャン・ウジン(イ・ギウ)は、息子のいるバツイチのソン・ミジュ(ユ・ホジョン)に、純粋な恋心を感じる。彼は元プロ野球選手で、背が高く見栄えのする体つき。ぶっきらぼうな口調と単純な行動は弟のように愛らしいが、夜更けに酒に酔ったミジュがちゃんと家に帰れるか見届けようと、こっそり後をつける姿には、哀れみさえ覚える。

『帰っておいで、スネさん』ハン・ジェウン(チャン・ジウ)は高校生だが、“ヌナ”チョウン(パク・チニ)の同僚ソヨン(ファン・ジヒョン)に、「ヌナは俺の女」「お前は俺のものだ」と言いながら猛突進。ソヨンが澄ました顔で「ただの弟」と受け流すと、果敢にスキンシップまで試みる。

ブラウン管の外でも、“年下の男”役を演じた俳優の人気は高い。パク・ヘジンのファンカフェは、会員が1万1000人を越えた。ヨン・ハナムのため『噂のチル姫』を楽しみにしているというソク・ジヒさん(28)は、「若くて、すれてなくて、可愛い」「年下の男もいいかも」という。

イ・ジュヒャン(哲学科)水原大学教授は、「“年下の男”が重要なのではなく、女性の選択権が広まったことに注目すべき」と強調する。「女性が性的な主体性を求めて、過去にはタブー視された異性関係を、自然に受け入れていく過渡期的な現象が、TVや映画に反映されている」というのが、教授の分析だ。


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