ユ・ジテ　“11年来の義理”のためにノーギャラ出演

俳優ユ・ジテは本当の“熱血男児”だった。

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29日午後2時、ソウル三成洞（サムソンドン）メガボックスで開かれた映画『土手伝説』（制作:サイダスFNH）の試写会後に行われた記者会見で、メガホンを取ったチョ・ボムグ監督がノーギャランティーで友情出演したユ・ジテとの長年の縁を公開した。

映画『土手伝説』は高校時代18対1の神話“ノータッチ派”の主役“チョングォン”（パク・コニョン）、“ソンヒョン”（イ・チョンヒ）、“ギョンロ”（MCモン）が、過去の栄光を再現するために土手を死守するという内容のアクションコメディ。

劇中、ユ・ジテは冷血なヤクザに扮し、“浪漫”と“伝説”の人物パク・コニョンに現実の苦さを味わわせる。また、友情出演にしては多くの出番をこなしたユ・ジテは、過激なアクションシーンを撮影中に負傷を負ったりもした。

チョ監督は「ユ・ジテと僕は11年来の仲。僕が24歳、ジテが20歳の時に学校の先輩後輩として初めて会ったが、今では親友」「20歳の頃からジテは変わらないが、僕はいつも助けてもらっている」と伝えた。

チョ監督はまた「状況が良くても悪くても、ジテは僕との関係のために、常に色々な面で手伝ってくれる」「今回もまた、制作途中に危ない状況が少しあったが、ジテがすかさずノーギャラで出てくれて、大きな力になった」と深く感謝した。

映画会社関係者は「2人の関係は、我々が想像していた以上」とし「前作『ノートに眠った願いごと』の撮影が残っているにも関わらず、無理矢理スケジュールを調整し、『土手伝説』に出演した。今日もやむを得ず、新作『黄真伊（ファン・ジニ）』の撮影のため不参加になってしまい、何度も申し訳ないと言っていた」と伝えた。

“11年来の仲”チョ・ボムグ監督とユ・ジテの“友情伝説”は、来たる9月7日にお披露目される予定。


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