イ・ビョンホン の最新ニュースまとめ
15日、ソウル中央地方裁判所西館523号法廷では、韓国俳優イ・ビョンホン(44)を脅迫した容疑で拘束起訴された2人に対する宣告期日が進行された。この日、裁判部は暴力行為など処罰に関する法律違反(共同恐喝)容疑で、イ・ジヨンに懲役1年2月を、ダヒに懲役1年を宣告した(求刑はともに懲役3年)。
裁判部は「公訴事実はすべて有罪と認定する。ただし、犯罪歴がない初犯であり、事件は未遂に終わった。その動画は一般に流布はされず、情況上、緻密に犯行を計画したかなど、行動の深刻性を悟ることはできない。しかし、酒の席で過激な性的ジョークを言ったとしても、これを隠し撮りし、脅迫して莫大な金額を要求するといった金銭的な動機で行動をした点、被害者が精神的ショックを受け、(裁判)進行過程で確認されなかった(2人の)一方的な主張で、社会的な非難を受けた点など、被害者が被ったものは大きい。イ・ジヨンは一貫して被害者と恋人関係であり、自身を性的対象としてもてあそんだと主張し、被害者の追加被害を発生させた」と述べた。
続けて「被告人らは反省文を提出したが、主となる内容は被害者との関係で、自身の行動を真に反省していない。不利な事情が大きいため、実刑宣告は避けられない。被害者もまた、有名人で家庭のある人物であるのに、年齢がはるかに若い彼女らと合わせ性的なジョークを言い、理性的な関心を表わすなどした。年齢などを考慮して、量刑に差を置く必要がある」と説明した。
検察によると、イ・ジヨンとダヒはA氏の紹介で数回会ったイ・ビョンホンに対し、性的ジョークが収められた映像の一部を口実に現金50億ウォン(約5億円)を要求した。これに対してイ・ビョンホンはすぐに告訴し、2人は恐喝未遂容疑で昨年9月に拘束された。
イ・ジヨンとダヒは昨年10月の一次公判で弁護人を通し、動画を口実に現金を要求したことは認めたものの、その過程や経緯など具体的な内容は公訴事実と異なると主張した。以後、反省文を数回提出していた。
一方、被害者であり告訴人のイ・ビョンホンは現在、米国に滞在中だ。
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