パク事務長は「チョ前副社長が力のない職員たちを奴隷のように思っている」とし、このことにより自分だけでなく家族まで大きな苦痛を受けていると涙を見せた。
パク事務長は2日午後2時30分からソウル西部地裁で行われた「ナッツ・リターン事件」結審公判に証人として出廷した。
彼は伝えられていた通り、チョ前副社長の暴行や暴言が全て事実であり、自身は間違ったことは「全くない」と述べた。
パク事務長は「大韓航空の乗務員として、チーム長として、会社を代表して、最善を尽くしたと思っていたが、チョ前副社長が本人の気分によって、いち個人の働く権利、人権、自尊心などを恥辱的で軽蔑感のある行動で、(はく奪して)JFK空港でひょっとすればわたしを一度”殺した”ともいえる」と事件を回想した。
また「チョ前副社長が1度も本人の過ちを認めず、一抹の良心も見せてくれなかったと思う」とし「その結果、力のないわたしのような人間をまるで奴隷のように考えていたからなのか、一方的な犠牲だけを強要してそれが当然のことだと今まで思っていたようだ」と付け加えた。
飛行を終えて戻ってからの30時間、十分な睡眠をとれないまま法廷に出てきたというパク事務長は「健康状態はどうなのか」という裁判官の質問に「あまり良くない」とし「すべて家族、特に良心がわたしのせいで苦痛を受けた」と泣いた。
また「チョ・ヤンホ会長がメディアインタビューをしながら、わたしに謝罪をしたというが、わたしは一度も謝罪されたことがなく、会社でわたしが復帰できるよう措置をとってくれていると聞いたが、措置を受けたと思ったことはなく、受けたこともない」と主張した。
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