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7年ぶりに韓国プロ野球に戻り、韓国シリーズ優勝の喜びを味わった。しかし個人の成績は満足いくものではなかった。31セーブを記録したが防御率は5.84と悪く、9試合もセーブを逃してプライドが傷つけられた。現在、沖縄キャンプ中のイム・チャンヨンは「韓国に復帰した年に韓国シリーズで優勝を果たしたが、個人の成績は良くなかった。抑えの投手として持つべきものが不十分であった」と昨シーズンを振り返った。
イム・チャンヨンは今シーズン、名誉回復のために全力疾走する体勢が整っているという。「グアムでしっかり体も作ってきて、ゆっくりとしたペースで上げている。まだ決まってはいないが、ゆっくり調整してオープン戦に合わせようと思っている」
メジャー再進出を試みた昨年の今頃と違い、気持ちに余裕もできた。2012年7月に右ひじのじん帯接合手術を受けたイム・チャンヨンは「ひじの手術を受けた後、2年間はコンディションもよくなかったが、急いで体を作ろうとしたためよくなかった。今は余裕があるのでゆっくり一つずつやってこうと思う」と語った。
三星のリュ・ジュンイル(柳仲逸)監督はイム・チャンヨンに無限の信頼を寄せている。「昨年、チャンヨンがいなかったら優勝できなかった」というリュ監督は「レギュラーシーズンでも韓国シリーズでもよくがんばってくれた。チャンヨンがいるのといないのとでは、大きく違う」という。また、キム・テハン投手コーチも「チャンヨンはことし、数え年で40歳になるが、身体年齢は若い選手よりも若い。手術してからどんどんよくなっている。今シーズンは昨年よりもっとよくなると期待している」と語った。
イム・チャンヨンが昨シーズンの心残りな部分をふるい落とし、今シーズンは「チャンヨン不敗」伝説を取り戻せるか。そうなれば自ずと三星の5連覇達成の可能性が高まってくるに違いない。
イム・チャンヨン 2015 春季キャンプのピッチング
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