【ソウル聯合ニュース】韓国の国会人事聴聞特別委員会が10、11の両日、新首相に内定している与党セヌリ党の李完九(
イ・ワング)前院内代表に対する人事聴聞会を開く。 李氏は不動産投機疑惑や高級マンションの財産記載漏れ、次男の兵役の免除、論文盗用などの疑惑が持たれている。特に11日は証人、参考人を呼び、これら疑惑の詳細な検証を実施する。 最大野党の新政治民主連合は新執行部の選出と同時に、李氏がメディアの幹部に圧力をかけ自身の疑惑報道を止めたとされる問題を集中的に取り上げながら内定辞退を迫っており、激しい攻防が予想される。 12日午前に人事聴聞の経過報告書が採択されれば、午後の国会本会議で任命同意案の表決が行われる見通しだ。 青瓦台(大統領府)は李氏の任命承認手続きが終われば、空席の海洋水産部長官をはじめとする内閣改造と青瓦台人事に踏み切る予定だ。李氏の人事聴聞が今後の政局を左右する見通しだ。 mgk1202@yna.co.kr
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