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北朝鮮の首相候補批判 韓国政府が遺憾表明
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の林丙哲(イム・ビョンチョル)報道官は11日の定例会見で、北朝鮮が韓国の次期首相に指名された与党セヌリ党の李完九(イ・ワング)前院内代表を非難したことについて、「(韓国の)内部問題で事実を歪曲(わいきょく)して公職候補者を非難することは遺憾だ」と述べた。 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は同日、メディアに不当な圧力をかけたなどの李氏の疑惑を列挙し非難した。 林報道官はまた、李明博(イ・ミョンバク)前大統領が回顧録で南北首脳会談に向けた秘密接触を公開したことに対し北朝鮮が批判を続けていることについて、「即刻中止することが適切だ」と強調した。 韓国が北朝鮮に再び南北対話を提案する可能性については、「現時点で再び対話を提案したり、北の一方的な要求を受け入れたりすることは適切ではない」との考えをあらためて示した。 韓国は1月中の南北間の当局者対話や旧正月(今年は2月19日)に合わせた離散家族再会行事の開催を提案していたが、北朝鮮からの返答がなく実現しなかった。 ikasumi@yna.co.kr