対策状況室が置かれた仁川西部警察署は12日午後2時、公式報告会見を開き「現在、観光バスが黒の乗用車に追突したことが一次事故だと推定される」と明かした。アン・ジョンギュン署長は「仁川国際空港高速道路・永宗大橋を走行中だった車両は濃霧により視野確保が難しい状況で、安全距離の未確保などで発生した大型交通事故」と述べた。
警察は一次事故原因の判断根拠として、該当観光バスの進行方向で停車していた車両などでは事故が確認されず、事故区間の最前方に位置したタクシーに事故場面が録画されていた点などを挙げた。
警察は事故区間の最前方にいた車両10台のブラックボックスを確認する過程で関連映像を確保した。インターネットや一部メディアに流れるリムジンバスの映像は一次事故以後に確認されたというのが、警察署の説明だ。
警察は一次事故原因を明らかにするため、観光バスの運転手や目撃者5人を対象に事情聴取を実施したと明かした。警察によると、最前方の1グループには10台の車両が、2グループには12台、3グループには84台が追突していたと見て、正確な事故経緯について調査している。
11日午前9時45分ごろに発生した永宗大橋での玉突き事故では2人が死亡し、日本人も含む73人(重傷5人、軽傷68人)が負傷した。
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