劇場街シーズンの一つに数えられる旧正月連休がやってきた。どんな映画を見たらいいのか、悩む方も多いだろう。朝鮮時代から1970年代まで、韓国映画は時代劇争いが展開される。

オ・ダルス の最新ニュースまとめ

 ファミリー層の観客が映画館を訪れる旧正月連休。シーズン興行を狙った映画の封切りが続く中で、朝鮮時代を背景にしたコミックアクション「朝鮮名探偵:日雇い労働者の娘」がヒットしている。2月11日に公開した同映画は週末ボックスオフィス1位を記録した。前編に続きキム・ミョンミンとオ・ダルスの魅力が光ると同時に、スケールとスリルに溢れた緊張感も1位となる理由だろう。

 劇場街の復古ブームを繋ぐ映画「セシボン」は封切り半月で多少停滞している。錚々たる主演俳優が出撃し70年代のギター音楽の喫茶室の懐かしさを押したが、いまのところ100万人を動員するに終わっている。2か月前に公開した「国際市場」と大きな差を感じざるを得ない。連休を機会に反転のチャンスを物にできるかに注目だ。

 一方の「国際市場」は旧正月にも人気は続いているようだ。観客数は途切れず、旧正月特需に乗り動員数を伸ばせるか注目だ。

 大企業の寡占問題を表わし事実上幕を下ろした「犬を盗む完璧な方法」は起死回生して観客の支援を待っている。3人の子供が家の購入資金を用意するために町内犬を盗むという映画は、好評の中に口コミが広がっている。