韓国新首相、旧正月の警察病院・報勲病院を訪問

韓国の李完九（イ・ワング）首相は旧正月である19日、李姫鎬（イ・ヒホ）女史、全斗煥（チョン・ドゥファン）前大統領、金鍾泌（キム・ジョンピル）前国務総理を訪問したのに続き、ソウルにある国立警察病院と中央報勲病院を順に訪問して、勤務中の医療陣らを労い、入院中の警察・義警、国家有功者を見舞った。

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　この日午後、国立警察病院を訪れた李首相は「旧正月連休にも関わらず、救急診療など医療勤務に苦労が多い」とし、医療陣を労った。

　李首相は病室に立ち寄り、負傷で治療を受けている警察官・義警に会って「献身的な努力のおかげで、世界一流の治安が可能だ」とし「一日も早く完治して、一線の治安現場に復帰してほしい」と述べた。

　続けて中央報勲病院を訪れた李首相は医療陣を激励した後、病室に立ち寄りチェ・ドギュン（88）愛国志士や枯れ葉剤後遺症で闘病しているベトナム退役軍人らを見舞った。

　チェ・ドギュン愛国志士は1943年4月「ナラ党」を結成した後、内務を担当し、同志包摂や組織拡大に力を注ぐ一方で、外国に住んでいる韓国人を対象に民族意識を高揚しながら抗日活動を広げた。チェ・ドギュン愛国志士はこのような功労を認められ1980年に大統領表彰を受賞、1990年に建国勲章愛族章を受勲した。

　李首相は「政府は国家のために貢献した国家有功者たちの崇高な精神を称えて、礼遇に手落ちがないよう努力する」とし「どうか早い快癒を祈っている」と述べた。