拡大会議で発言する李完九首相=13日、ソウル(聯合ニュース)
拡大会議で発言する李完九首相=13日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李完九(イ・ワング)首相は13日、政府ソウル庁舎で2018年平昌冬季五輪・パラリンピック支援委員会の拡大会議を開き、「混乱や争点をきれいに整理し、皆で力を合わせて五輪の準備にまい進しよう」と呼び掛けた。 会議には文化体育観光部の金鍾徳(キム・ジョンドク)長官、開催地・江原道の崔文洵(チェ・ムンスン)知事、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)大会組織委員長をはじめ、政府や地方自治体、財界、スポーツ界の関係者らが出席した。 会議では、必要となる12の競技場のうち11カ所が着工・設計済みとなっている中、競技場使用料の問題により唯一、開催地が決定していなかったスノーボードとフリースタイルスキーの競技を普光フェニックスパーク(江原道平昌郡)で行うことを正式に決定した。 また、文化体育観光部や大韓体育会などは、平昌冬季五輪でメダル20個を獲得し、総合4位に入ることを目標に、競技力を伸ばしていくと報告した。 金鍾徳長官は会議後の記者会見で、市民団体などが訴えてきた国内他都市や海外との分散開催について「これまで節税のため分散開催が論じられてきたが、その部分については全て決着がついたため、これ以上の議論はない」とくぎを刺した。また、北朝鮮の馬息嶺スキー場との分散開催もないと述べた。 stomo@yna.co.kr
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