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約5万席を埋めつくしたファンの前で無事公演を終えたメンバーは、ステージで抱き合って泣いた。これについてミンホは、「デビュー時から夢見てきたステージだったので、みんなで抱き合って『お疲れ様』と言い合った。5人のメンバーが同じ気持ちで努力しここまで来たと思うと、その言葉以外、浮かばなかった」と語った。
ジョンヒョンは「今年で韓国デビュー7年、日本デビュー4年だ。毎年感慨を新たにしているが、今年は東京ドーム公演が決まり期待も大きく、準備に熱中した」と話した。特にこの日は「相当なエネルギーをもらい、そのエネルギーをお返ししようと頑張った」という。
テミンは、東京ドームという大きな舞台に立ったことを糧に、さらに上を目指すという意欲を示した。
以下は一問一答。
――東京ドーム公演が可能になったのは、どのような活動や努力のお陰だと思うか。
「毎年日本ツアーで数多くの公演をしてきた。各地のファンに会うため、1000~2000人規模の小さな会場でも公演した。また、4年間地道にCD(シングル11枚とフルアルバム3枚)も出してきた。こうした努力の積み重ねで日本でも通用するようになったのではないかと思う」(ジョンヒョン)
――公演の半ば、楽曲「Fire」からすでに涙を流していたが。
「ファンだけが歌う部分だったが、5万人の観客が歌詞を覚えて歌ってくれ、感動した。公演の最後では涙が出るだろうと予想していたが、ここで泣くとは思わなかった」(キー)
「もともと涙もろく、実はグリーンの光(ファンが着けた夜光ブレスレット)に包まれた会場を見た瞬間、1曲目から泣きそうになった。こらえてステージに集中していたが、バラード曲で「一緒に乗り越えよう」「進もう」という歌詞があり、涙が出た」(ジョンヒョン)
――「SHINee」は所属事務所で「東方神起」や「SUPER JUNIOR」、「少女時代」ら先輩と、「f(X)」や「EXO」ら後輩に挟まれている。「SHINee」ならではの強みは。
「カラーがかぶるメンバーが一人もいない。オンユは声が良く、テミンは完璧なパフォーマンスをこなす。ジョンヒョンは素晴らしいテクニックを持つボーカリストで曲作りもうまい。5人が融合すればカラフルに楽しんでもらえる」(オンユ、ジョンヒョン)
――東京ドーム公演の夢をかなえた。次の目標は。
「会場が大きかろうと小さかろうと、いろいろな所で公演するのが楽しい。これからもそうしたい。できるのならばドームツアーもしてみたい」(オンユ)
「ステージに立つのが好きで、それが幸せ。今後もSHINeeの音楽を続け、東京ドーム公演を足掛かりに(7万人規模の)スタジアム公演もしてみたい。日本だけでなく、アジアや欧州など全世界で応援してもらいたい」(テミン)
――今後の活動計画は。
「アルバムを準備中だ。久しぶりのアルバムなので期待している。年内にかっこいい姿で戻ってくる」(オンユ、ミンホ)
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