ソウル地方警察庁広域捜査隊は、「2015年4月19日に朴槿恵大統領を殺害すると公言する者を告発します」というタイトルで、動画共有サービスサイト「YouTube」に文章と録音音声が掲載されたことに対して、関係者を相手に調査をしていると、19日に明らかにした。
該当動画には17日、市民団体「行動する良心実践運動本部」のチョン・ハムチョル代表が、オ氏と交わした通話内容が公開されている。
4分40秒ほどの録音ファイルには、オ氏が4月19日に朴大統領を死刑にする時、チョン代表も一緒に殺すなどといった会話が交わされている。
チョン代表はオ氏を告訴したとし、告訴人調査を終えた警察は、オ氏に対しても出頭要請をしている。
警察はオ氏を相手に、通話での発言に対する真偽などを調査する方針である。
チョン代表は録音ファイルを公開し、「(リッパート駐韓米大使を襲撃した)キム・ギジョンの後に続いて“アカ”のテロ犯が横行するこの国の現実をいつまで見ていられるか」とし、「誇らしい自由な大韓民国の国民の皆さん、これ以上この国を亡国させようする、このような従北売国者らの横行を放置したら、取り返しのつかない惨憺たる現実と向き合うことになるだろう」と述べた。
続けて「私の命をあの極悪非道な従北売国者らに差し出して、病んだ国民の良心を呼び起こすことができるなら、喜んでそうするつもりです」とし、「セウォル号の偽りの扇動家は3月中に光化門広場に来い」と述べた。
警察関係者は、「彼らは無料メール・通話アプリ『カカオトーク』のトークルームでセウォル号テントの撤去などについてチャット舌戦を繰り広げ、オ氏がチョン代表に電話をかけてこのような会話になったと見ている」と説明した。
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