韓国首相「日本の歴史の時計は逆回りに進んでいる」

【ソウル聯合ニュース】韓国の李完九（イ・ワング）首相は１３日、ソウル市内にある独立運動家・金九（キム・グ）の記念館で開かれた大韓民国臨時政府樹立記念式に出席し、「日本の歴史の時計は逆（回り）に進んでいる」と述べた。　李首相は、日本が独島や旧日本軍慰安婦の被害者、古代史などの問題において歴史的な真実を否定したりうそで隠したりしていると批判した。　また、日本の学校教科書が誤った歴史観を植え付けるならば、隣国との友好と善隣、国際社会の平和に貢献することはできないとし、「今からでも歴史的な事実を直視し、韓日両国の新たな未来を開いていくことを願う」と強調した。　李首相は１９１９年に樹立され民族独立運動を推し進めた大韓民国臨時政府の意義を説明した後、「南北分断を克服して統一を成し遂げ、朝鮮半島全域に自由と平和、繁栄を花開かせるべきだ」と述べた。また国の競争力強化と品格の向上を通じ先進国にならなければならないと力説した。 mgk1202@yna.co.kr