【ソウル聯合ニュース】韓国の建設・開発会社前会長の(ソン・ワンジョン)氏が有力政治家らに多額の現金を渡したとされる問題で、検察は15日午後、ソウル市内の同社本社を家宅捜索し、会計資料や内部報告書、パソコンのハードディスクなどを押収した。不正資金や政治資金に関する裏帳簿がないか集中的に捜索したもようだ。 国益に損失を与えたと指摘されている前政権の海外資源開発事業に絡み、横領などの疑いで検察の捜査を受けていた成氏は、与党や政府の高官ら計8人に現金を渡したことを示すメモを残して自殺した。李完九(イ・ワング)首相が成氏から3000万ウォン(約330万円)を受け取ったとの疑惑も取りざたされており、野党は辞任を求めるなど政界が大揺れとなっている。 ikasumi@yna.co.kr
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