韓国のイ・ワング(李完九)首相が旅客船「セウォル号」沈没事故1周忌となる16日、安山合同焼香所を訪れた。
韓国のイ・ワング(李完九)首相が旅客船「セウォル号」沈没事故1周忌となる16日、安山合同焼香所を訪れた。
韓国のイ・ワング(李完九)首相が旅客船「セウォル号」沈没事故1周忌となる16日、安山合同焼香所を訪れた。

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 イ首相はこの日午前9時ごろ、焼香所を訪問した場で「遺族に哀悼の意を表する」とし、これまで遺族が反対してきた政府の「セウォル号特別法」施行令制定案に関連して「根本から検討する」と明らかにした。

 これを前に韓国政府は「4・16セウォル号惨事特別調査委員会(特調委)」の組織構成や人力、予算規模などを規定したセウォル号特別法施行令制定案の立法予告手続きを終えたが、特調委と犠牲者および行方不明者家族側では、この施行令案に「特調委の独立性を傷つけ、真相究明の努力を無力化させる内容が含まれている」として、その廃棄を要求している。

 これに関連し、イ首相は去る7日、記者らとの懇談会で「すべての問題を前向きに解こうとしており、その準備ができている」として遺族らの意見に伴う施行令案修正の可能性を示唆していた。朴槿恵(パク・クネ)大統領も前日のセウォル号1周忌に関連した原案点検会議で、セウォル号特別法施行令案問題について「円満な解決」を促している。


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