【ソウル聯合ニュース】韓国南西部の珍島沖で起こった旅客船セウォル号沈没事故から丸1年となる16日、ソウルの総合展示場・COEXで国民の安全を誓う行事が開催された。 行事は「第1回国民安全の日」を迎えた同日、国民安全処の主催で開かれ、同処の朴仁鎔(パク・インヨン)長官をはじめとする政府関係者、道路交通団や海洋救助隊など安全分野の従事者、地方自治体や民間団体の関係者ら約1000人が出席した。 政府と出席者はセウォル号事故のような大型事故を防ぎ、国民が安全で幸せに暮らせる国づくりを進めると誓った。 李完九(
イ・ワング)首相は朴長官が代読したあいさつの中で、セウォル号事故の犠牲者遺族と行方不明者の家族に哀悼の意を示した上で、「事故の収拾と痛みの治癒に向け遺族と国民の意向を踏まえ最善を尽くす」と述べた。 「国民安全の日」は、事故を受けた朴槿恵(パク・クネ)大統領の談話に基づき、法律で4月16日と制定された。 hjc@yna.co.kr
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