【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、韓国ギャラップが17日に発表した調査結果によると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率は前週から5ポイント下落し、34%となった。不支持率は2ポイント上昇の54%。前建設会社会長の成完鍾(ソン・ワンジョン)氏が朴大統領の側近ら8人に多額の現金を渡したとする疑惑が影響したとみられる。 李明博(イ・ミョンバク)前政権の海外資源開発事業に絡み、公社などから借りた資金の横領などの疑いで検察の捜査を受けていた成氏は今月9日、朴大統領の前秘書室長ら8人の名前と金額を記したメモを残して自殺した。自殺前、京郷新聞とのインタビューでは、2013年の国会議員の再・補欠選に出馬した現首相の李完九(
イ・ワング)氏に3000万ウォン(約330万円)を渡したなどと主張した。 朴大統領の不支持の理由では「人事問題」が14%で最も多く、「成完鍾氏に関する疑惑の波紋」(4%)が新たに入った。「リーダーシップ不足・責任回避」は4ポイント上がって7%となった。 政党支持率は与党セヌリ党が38%、最大野党の新政治民主連合が25%、左派野党の正義党が4%だった。セヌリ党の支持率が2ポイント低下したのに対し、新政治民主連合と正義党は先週と変わらなかった。 調査は14~16日に実施され、全国の成人男女1008人が回答した。 kimchiboxs@yna.co.kr
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