朴大統領、李首相の辞表を受理…18時過ぎから離任式

韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は27日、李完九（イ・ワング）首相の辞表を受理した。

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　大統領府のミン・ギョンウク報道官は27日午後5時頃、「朴大統領が少し前に前イ首相の辞意を受け入れた」と明らかにした。

　イ首相は自殺した建設会社の完鍾（ソン・ワンジョン）前会長から金品授受の疑惑に関して与野党の政治家から辞意を示すよう圧迫されていたが、20日夜に朴大統領に辞任の意志を伝えた。

　その際、ペルーを歴訪中だった朴大統領は「とても残念だし、首相の苦悩を感じる」と立場を明らかにし、帰国後イ首相の辞表を正式に受理する予定だった。

　しかし朴大統領は帰国した後、巡訪期間中の体調不良を理由に28日に予定されていた国務会議など公式日程を取り消して“休息モード”に入りながら「イ首相の辞表受理も引き延ばすのではないか」と予測されていた。

　一方、イ首相は27日に辞表が正式受理されたことにより、午後6時10分から政府ソウル庁舎で開かれる離任式への出席を最後に2か月ほどの首相職を終える予定。

　イ首相はことし2月17日に第43代首相に就任した。

　イ首相は朴大統領に辞意を表明した後、全ての日程を取り消し、この日まで1週間ほど首相公館に閉じこもっていた。