イ・ジョンヒョン主演「誠実な国のアリス」 全州国際映画祭で大賞

韓国女優で歌手のイ・ジョンヒョン主演のブラックコメディ映画「誠実な国のアリス」が、「第16回全州国際映画祭」韓国コンペティション部門で大賞を受賞した。

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　同映画は、去る6日午後6時、全州総合競技場で開催された第16回全州国際映画祭主要コンペティション部門受賞式で大賞を受賞した。韓国コンペティション審査員として任命された東アジア映画専門批評家のトニー・レインズは「メロドラマの催涙性と政府風致の結合を介して、ブラックコメディの公式を転覆させた作品。笑えるコメディだが衝撃的で、時には残酷なこの作品は、観客を魅了する力に満たされている」と称賛した。

　作品を手掛けたアン・グクジン監督は「私が映画を撮れるよう支援してくれた韓国映画アカデミーと教授、映画のクオリティを高めてくれた俳優たち、共に苦労したスタッフ全員にこの栄誉を贈りたい」とし、受賞の喜びを伝えた。

　映画「誠実な国のアリス」は、並々ならぬ器用さでエリートの生活を夢みたスナムの波乱万丈な人生を描いた生計密着型ブラックコメディ。「犯罪少年」以降、3年ぶりに主演作として復帰したイ・ジョンヒョンは、パク・チャヌク監督の推薦でシナリオを読んだ後、1時間で出演を決定したという。

　なお、同作品はことし下半期、韓国で公開予定。